薔薇が咲いた

  1. DIARY
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お店の玄関先に植えた小さな花の薔薇が今年はたくさん花芽を付けていたので数日の間はソワソワしている。
困ったことに伸びてきた新芽はことごとく萎れてしまって、原因は何かと調べると「チュウレンジハバチ」という虫の仕業のようだ。茎の内部に卵を産みつけるようで、放っておくと幼虫がワサワサと出て来るのではないかとゾワゾワしている。しかし、萎れ気味の茎は全て摘み取り、注意深く観察しながら過ごしていると花芽はたくさん付き赤く膨らんできた。昨年はほんの3輪しか咲かなかったが、今年はそれに比べものにならないほどだ。

この数日の間にたくさん咲くのではないかな。

秋田県も新緑の季節から初夏の雰囲気が溢れ出てきた。
今日は30度を越えていたようで暑い。衣替えになり、Tシャツで気持ちいい気候になった。仕事の方は相変わらず休業中だが、そろそろ再開へ向けて準備をしている。この休業期間中に苦し紛れに色々なことを考え、新しいことにもチャレンジしている。振り返ると何よりも大切にしていたのは自分のモチベーションの維持だった。いつもの自分でいることの難しさを知ったのは、休業中でなければ気付けなかったことだと思う。そしてその難しさは身に染みて痛かった。

まだまだあまり得意ではないが、お菓子作りに始まり、ラーメン屋うどんを作っている。
たまに訪ねてくれるお客さんにはどこへ向かっているの?と怪訝な表情をされたが、作っている最中は不思議とコーヒーの焙煎ににていたり、写真に似ていたりする。パンは3月から毎日焼いていたので、コーヒーが売れなくなってからもそれなりに手は動いていた。コーヒーで培ったイメージを持つ大切さや、材料と向き合う観察力など、食べ物を作る上では技術技法に頼りがちだが、失敗の繰り返しは新たな疑問が浮かび、頭の中はとてもクリアになっていくのだった。

それはコーヒーの抽出ににていて、何の味が欲しいのか、どんな風に仕上げたいのか、これがあるだけで迷走度合いは小さくなるものだった。自分ができることはとにかくシンプルで小さなことだったが、その積み上げでしかない。その精度を上げていくことくらいしかできないのかと、もう少し欲張った考えを持ちたいが、自分というエッセンスが一雫を落せるモノ作りとはそういうものかも知れない。またそれは人の数だけあるだろう。

さて、横手店は6月12日から営業再開予定でいる。
営業スタイルは最初は時間短縮営業を検討している。今まで通りとはいかないのがとても苦しいが、今後はカフェの在り方も少しずつ変化していくのだと思う。人との距離、集まり、繋がり、感染症というのはとても怖い思いをしているが、同時に多くを考えさせられ、学ばせられたように思う。まだ終息したわけではないが、今後を注意深くして進みたいと考えている。

湯沢店、横手店の再開に関しては、このサイトを含め各facebookページ等で後日お知らせするのでチェックして頂けたら幸いです。

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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