自画自賛で楽しむのが上達するコツ
お昼の賄いは楽しみながら作る。
レパートリーは少ないがバリエーションは広がってきている。パスタとカレー、お味噌汁、たまにガパオライス。いやまだあるぞ。色々と実験しながらお料理するのは勉強になる。最近になってカレーの調子が上がってきた。スパイスの調合が整ってきて一体感が増したように思う。ただもっと良くなりそうな予感があるので引き続き様子を見ていきたい。
土鍋でご飯を炊いているのだが今日はうっかり余所見をしていて焦げ付いた。悔しながら反省しつつ味見を何度もしてみる。少し辛めにしようとカイエンペッパーを足したら想像以上に辛くなった。頭から蒸気が昇り口から火が出るところだった。それでも美味しいと思える味わいになってきたこと、まずは自画自賛にて褒めてあげたい。
賄いを作る時はシェフになったつもりでナイフを握る。玉ねぎを切れば大粒の涙が流れる人間臭い一面だってある。たまに指の皮を削り涙する時だってある。余所見して焦がして落ち込んでみればいい。毎日毎日手間暇かけて作る賄いにはイメージが注がれている。いつしかそのイメージへ到達できたら自己満足に浸れる。楽しんで作るものには何かしら伝播される要素があると思うのだ。
うまいぜカレー!