前進と後退

  1. DIARY
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「働かないで生きていけないかなー」
「無理でしょ?」

黒田硫黄 茄子1巻 ランチボックス

ここ何日か、周りの人と話をしていると
学校の卒業式やそれに伴う飲み会などで忙しいようだった。
卒業した学生(特に高校生)は新しい生活への期待で嬉々としたり、反対に鬱々としている人もいるのかな。
記憶が怪しいのであまり覚えていないのだけど、今日は20歳前後の頃に起こった事を沢山思い出した。
その頃は浪人時代と学生時代で私はモラトリアム真っ只中。全てを先延ばしにしていた。
やることといえば、覚えたての新しい音楽を聴き、友人に楽器の弾き方を教えてもらったり、公園でキャッチボールや鳩の相手をしてみたり、なんとも長閑で能天気だった。
その一方で自分の進む道もわからず、漠然と心の中に不安を感じながら、なんとなく息をして暮らしているだけだった。
進む道なんてないのか、と気づいたのは随分後のことだった。
ただただ周りに甘えていただけなので、思い出すと今でも情けなく、恥ずかしい気持ちになってしょうがない。
過去はどうしても美化してしまう。懐かしむのは甘く、苦い思い出も楽しい時間だ。浸ってはいられないけど。
もうあの頃と同じ空気を吸うことはできないし、思い描いていたものとは全く違うものになってしまったけど、今は今で楽しいものだとレモンサワーと焼き鳥を前にして思う。

冒頭の文は私の好きな漫画のセリフ。
若き失業者、国重さんと有野くんがお弁当を持って、河原でキャッチボールをする話だ。最高だ。

【かしらや】
所在地: 〒013-0027 秋田県横手市平城町5−24
電話: 0182-33-2417

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