コーヒーを模索する

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言葉に出ない違和感

目先のものに捉われていると着地点がズレてしまって、あれ可笑しいなとなる。よくあることで日常的と片付けたらそれまでだが、小さな疑問や違和感の積み重ねから課題が見えてくることがある。コーヒーをドリップしながら、いつもと違う違和感を感じていると、いつものペーパーフィルターとは違っていた。

これはどこで気が付いたかというと、ドリップする前にフィルターを取り出して端を折る時に「ん?」と違和感を感じていた。しかし言葉として行動として表面に出てこないでいた。次に感じた違和感はドリップしている時に僅かにサーバーに落ちる速度が速くて抽出タイミングが掴みにくかった。

そしてカップに注ぎ飲んでみて「あれ?」となるが、気のせいかなともう一度口に含み確認する。香りや味わいに疑問が湧いてくる。

こういったことは思い込みなのか、そうではないのかの判断をしたいものだ。ちょっとした環境の変化でいつものバランスが微妙に崩れてしまうことがある。原因がわかれば対処できるので、焙煎や抽出時には結構敏感になってしまう。何も知らずに出されたら余計に気が付き難くなるが、どういうった違和感になって届けられるか分からないのでお店でコーヒーを抽出する時は集中することになる。どうせなら「いつもと違うよ」や「美味しくないよ」なんて言葉にはっきり出る違和感の方が修正しやすいが、知らずのうちに何かが遠ざかっていくのを感じるのは寂しい。

言葉に出ない違和感は寂しいものだ。

コーヒーと写真に囲まれている毎日。日本中を取材したり、海外でコーヒー豆の買い付けを行なっている。いつの日か観光したい。

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