毎日暑い。
夏らしいといえば、しっかりと暑い夏になり、その辺の雑草はチリチリと乾いている。
今年は例年になく「トウモロコシ」と「スイカ」をよく食べていて、どちらも甘いのだがその感覚の違いが面白い。「トウモロコシ」は濃度が高くインパクトの強い甘さが残り、「スイカ」はサラリとしていて涼しげだ。これはやはり水っぽさからきている感覚もあると思うが、どちらも夏らしい湿気と熱風のようだ。
コーヒーも感じる「酸」や「甘さ」があって、その感じ方は人それぞれであるが、豆によってもそれは異なり面白い。本人が欲する味わいに出会うことがより美味しさと満足感を得られるものだ。何事もそうだが知らぬ間に受け身になっていて不満が募ることは多い。人は選べるのだから積極的に選択していき自分好みを知る方が良い。自分が選んで失敗する中には多くの学ぶべき素材が詰まっているものだが、受け身からの不満は学びまでに時間がかかるように思う。
ところで数年前から「スイカ」の種はパリパリと食べることにしている。
そこで気が付いたことは、種にもそれなりに味わいの違いがあることだった。渋みや苦味や青臭さなんかも不快な味わいとしてでなく種の味わいを観察してみると面白い。まざ、スイカの種の美味しいと思える味わいにはまだ出会っていないが。トウモロコシに至っては種を食べるわけだから、それを一粒ずつ噛み締めてみると甘みの強いもの弱いもの、香りの違いなどもあるのだ。
なんだこれは。コーヒー豆と一緒じゃないか。
種から学ぶこと多し!
それではまた。