考えているうちに冷めたコーヒーの味

  1. DIARY
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雨音を聞きながら

本を読んでは涙し、映画を観ては涙する。もう少し若い頃には感じもしないことだった。
寒いなと思っていたら駒ケ岳で初冠雪したようだ。里山も紅葉に包まれていて今年は黄色がよく映えているように思う。

人の話に耳を傾けて、人の行動を目で追いかけていると、様々なことが起きている。良くも悪くもあったものじゃないが不思議なことにそれでバランスが取れているのかと思う。多くの地域で抱えている課題は結構似ていることがあって、それをクリアして次へ進むところと、そうでないところがある。仕事柄色々な地域を訪れた先でも感じるそれとよく似ている。

セオリーに沿ってもどこか画一的になり面白味に欠けたり、間延びしたりしてしまう。
おそらくはそれを行うのが人間だからだろうとも思う。

人間は誰一人フラットではない。
誌面やwebページであれば良い結果を生むことがあっても役割を持つものは人だからかと考えていたことがある。人は主張もあれば夢や希望を持っている、もしくは隠し持っているものだ。個々が主役として生きているわけだからバランス調整は難しい箇所だ。
だからこそ面白いとも思っている。

あえて振り返らずに自分の持つ今に価値を持つのもいい。誰と比べても良いわけではない。

ところで先日「もののけ姫」が放送されていたようだが思い出したように後で見返した。
終盤の台詞にサンがアシタカへ放った言葉が気になって仕方がなかった。

「アシタカは好きだ。でも人間を許すことはできない」

何だか深く考える一瞬だった。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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