今年を振り返って

  1. DIARY
  2. 162 view

行く年を眺めて

振り返ると今年も様々な土地へ出かけてきた。見ては驚き、触れては感心し、そこから自分へ目標や課題に変化しつつ過ごしてきた。
とりわけ、何か大きな目標を達成したわけではないが環境の変化は多々あった。

コーヒーや写真の仕事といえば、真っ先にそれは多くの人の支えがあってこそであり感謝の他はない。

コーヒーは面白い。
だからこそ視野も狭くなりやすく本質を見失うことは避けたい。その「本質」とは何かと訊ねられたら、何と答えるだろうか。

写真も同様。
本質とはどこにあるものか。

私には胸の内に住む神様のような、畏怖する感覚的なものであったりする。それを、香りや味わい、雰囲気だけとして説明が付かない。ただ漫然と手を合わせて向き合うだけでは仕様もない。
願って叶うこともない。願うなら足を使い、手を動かし、想い描きを繰り返して掴んでいくものだ。

美味しいコーヒーや良い写真を撮るだけでは技術だけでも一通りのことはできてしまう。技術を用いるのはいったい誰なのか、を今一度考え改めたく思う。それはまさしく自分の技術として磨いていかなければならない。
技術をいたずらに磨けばそれがいつ何時に凶器にもなりかねない。

そう胸に刻みながら大晦日の夜に神社に降り積もった雪を踏み固めている。苦し紛れに過ごすも小さな目標を越えながらのあっという間の時間だった。
何れにしても人に恵まれた年だった。

本年も沢山のご愛顧頂き心より御礼申し上げます。来年も何卒お付き合いくださいませ。

良いお年を!

アバター

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

ある日のコーヒーの香り

秋の夕暮れコーヒー日が暮れ始めると途端に寒くなってくる。あっという間に10度くらいまで下がりそろそろストーブの準備をしなくてはと思うこの頃だ。店内は焙煎機…

  • 220 view

海へ

海が聞こえる海へ行った。久しぶりに写真というものが楽しく難しいと感じた。仕事ではサクサクと進めるように感じていたものが、ふとした時に感触を得なかった。…

  • 163 view

天をも焦がす音

菖蒲太鼓後三年 秋の陣 in 金澤 2017〜出陣前夜〜にてコーヒーを提供してきた。地元の若者中心が行動し作り上げた前夜祭はとてもエネルギーに満ちていて胸にず…

  • 41 view

夕方に春が待ち遠しい

数日前の夕方は久しぶりに綺麗に晴れて眩しい光を浴びることができた。この季節、日光の温かさはストーブよりも逞しく室内を温めるから好きだ。春が近づくのはなんとも嬉しい気持ちに…

  • 24 view

月に照らされると見えてくるものたち

静かな夜エアコンは数日前から切っている。日差しも鈍く天気は残暑といった雰囲気もない。夏から秋へと季節は移ろいでいて近所のサクランボの葉っぱは黄色になり落ち…

  • 207 view

梅雨入りしたそうな

秋田県も梅雨入り例年に比べて少し遅く梅雨入りしたようだ。昨日まで好天で汗ばむ日だったが、一日中しっとりとした空気の中少し肌寒かった。パラパラと雨音を聞きながら…

  • 37 view