2019

  1. DIARY
  2. 497 view

年が明けて思うこと多し

年が明けてお正月だ。

それぞれに過ごす楽しいことも多い時期かも知れないな。私てきにはいつもと変わらないお正月になっている。

コーヒー店を始めてからこれといった季節感を伴う行事とは遠くいつも平常に過ごしている。

雪国らしく、雪にまみれ寒さに震えるのが日常の一部だ。こう書くと、秋田の暮らしは厳しいと訴えているように聞こえるかも知れないが、本人は嘆いているわけではない。秋田の雪は重いし多いので詰まるところ、お金もかかりもするし、労働力がかかる。

それは秋田から離れて雪国を離れて南国へ住めば解消される。

秋田の魅力をどうするのかという問いではなく、自分がここでどう生きるのかという問いに対して行動すべきだと考えている。これの答えは「虹をくぐろうと走り続けている」感は否めないが実に面白い。

地方創生も、様々な仕組みも、本人次第で大いに変化していく。受け身は楽だがきっとどこの土地でもいずれ住み難くなるだろう。昨年、色々と歩き回ってもそう感じることが多かった。どこにいても自分は自分なのだ。

もっと自分を慈しんで欲しい。

ところで、横手店で提供させて頂いているカレーが思いのほか好評で嬉しい。料理は好きで、あれこれといつも試して作ってきたのが功をそうしているのか、カレーは思い切って色々と試した方が面白い。

コーヒーももっと楽しくお届けしたいと考えている。写真も同様、また色々な土地へ訪れるので皆様どこかでお会いしましょう。

本年も何卒よろしくお付き合いください。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

夕方に春が待ち遠しい

数日前の夕方は久しぶりに綺麗に晴れて眩しい光を浴びることができた。この季節、日光の温かさはストーブよりも逞しく室内を温めるから好きだ。春が近づくのはなんとも嬉しい気持ちに…

  • 187 view

蜃気楼のように湧き上がってきた時間

朝から雨が降っていた。昼頃には少しの間土砂降りになったが久しぶりに土の中まで潤ったんじゃないかな。午後には幾らか青空が見えてきたけれど澄んだ空気は冷たくなっていた。周…

  • 363 view

春景色のゴールデンウィーク

GWも後半すっかり春景色に包まれた湯沢市もGWで帰省中の方々が多く訪れている。心なしかGWに桜は間に合ったものの散るのが早いかとも感じたが、この儚さも美し…

  • 536 view

夏至

夏至の日に考える暦の上で季節を表す「夏至」。こう言う季節感を大切にしているのがとても良い。昨日からニイニイゼミが鳴き始めた。森に響くゼミの声も…

  • 277 view

星空を撮影する時の大敵はズバリ蚊だ!

耳元で囁く蚊の声お盆を過ぎるとすっかり涼しくなった。毎年のことだがどうにも寂しくなる。これは勝手に感傷的になっているので主観的だが夏祭りも、お盆を境界線にして…

  • 464 view