自分が住んでいる街について

  1. DIARY
  2. 424 view

人と街

毎日コーヒーや写真やカレーを追いかけたり追われたりしているのだが、ふと自分はどこへ向かうのかと考えることはしばしばある。

自分が育った街に戻ってきて多くの人に支えられて現在を過ごしている。コーヒーの仕事をして出会う人も写真で出会った人もいる。それは今では仲間になったりお客さんだったりと関わり方は様々だ。自分が過ごしている人や街に気持ちを向けると、間を向けると様々な模様が見えてくる。美しい風土や人情、美しいだけではない季節や気質もある。住み慣れてしまえば気にならなくなりいたって普通の日々に変化していく。気が付けば… なんて言えないほど本当はたくさんの変化だってあったはずだ。

毎日に目もくれず自分のことに精を出すことは悪いことではなく、しかし知らずの内に失ってしまうものがあるのだと思う。それが人や街だったりするのかも知れない。自分の住む土地にたくさんの人や景色があって一見するとなにも変わらないように感じるが、少しずつの変化がズレを生むことになったりする。間近で見るだけでなく、遠くから見るだけでもなく、自分の世界を飛び交って接していかないと受動的な世界観のままになってしまう気がする。それがいけないことではないとも思っている。

この風土を、人を加味した街を、どう見ていてどう生きていくのかを考えたりする。人の言葉や行動は気持ちに作用し、人の活気は夢や希望を増やすかも知れない。街にはそういう人が少しでも多い方がいい。景色には思いやりや優しさが必要だと思う。神様には向き合う心を要する。

秋田県には良い風土と人がたくさん在る。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

薔薇が咲いた

お店の玄関先に植えた小さな花の薔薇が今年はたくさん花芽を付けていたので数日の間はソワソワしている。困ったことに伸びてきた新芽はことごとく萎れてしまって、原因は…

  • 423 view

春景色のゴールデンウィーク

GWも後半すっかり春景色に包まれた湯沢市もGWで帰省中の方々が多く訪れている。心なしかGWに桜は間に合ったものの散るのが早いかとも感じたが、この儚さも美し…

  • 870 view

言い訳の作られ方

煮詰まった。頭の中で描いては紙に書き出しを繰り返していた。書いているノートの上に子猫にしては大きくなったピノが寝そべったままノートを覆い尽くすほど伸びてこちら…

  • 473 view

秋模様

9月が過ぎる。そう思って慌てて書き始めるくらいならと、これでも少しは反省している。自分で決めて動くのだけど、その通りにならなさ過ぎてしまうと「やれない理由…

  • 444 view

星空を撮影する時の大敵はズバリ蚊だ!

耳元で囁く蚊の声お盆を過ぎるとすっかり涼しくなった。毎年のことだがどうにも寂しくなる。これは勝手に感傷的になっているので主観的だが夏祭りも、お盆を境界線にして…

  • 658 view

厄払いと同窓会

秋田では中学の同級生が集まり厄払いをしているのですが、これは珍しいとのこと子どもの頃からそういう風に見聞してきたので特に珍しいこともなく感じていたのだが、「厄…

  • 5988 view