自分が住んでいる街について

  1. DIARY
  2. 430 view

人と街

毎日コーヒーや写真やカレーを追いかけたり追われたりしているのだが、ふと自分はどこへ向かうのかと考えることはしばしばある。

自分が育った街に戻ってきて多くの人に支えられて現在を過ごしている。コーヒーの仕事をして出会う人も写真で出会った人もいる。それは今では仲間になったりお客さんだったりと関わり方は様々だ。自分が過ごしている人や街に気持ちを向けると、間を向けると様々な模様が見えてくる。美しい風土や人情、美しいだけではない季節や気質もある。住み慣れてしまえば気にならなくなりいたって普通の日々に変化していく。気が付けば… なんて言えないほど本当はたくさんの変化だってあったはずだ。

毎日に目もくれず自分のことに精を出すことは悪いことではなく、しかし知らずの内に失ってしまうものがあるのだと思う。それが人や街だったりするのかも知れない。自分の住む土地にたくさんの人や景色があって一見するとなにも変わらないように感じるが、少しずつの変化がズレを生むことになったりする。間近で見るだけでなく、遠くから見るだけでもなく、自分の世界を飛び交って接していかないと受動的な世界観のままになってしまう気がする。それがいけないことではないとも思っている。

この風土を、人を加味した街を、どう見ていてどう生きていくのかを考えたりする。人の言葉や行動は気持ちに作用し、人の活気は夢や希望を増やすかも知れない。街にはそういう人が少しでも多い方がいい。景色には思いやりや優しさが必要だと思う。神様には向き合う心を要する。

秋田県には良い風土と人がたくさん在る。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

夏から秋の匂いへ

9月だ。空が変わり、風が変わり、匂いも音も変わってきた。そういう自然を肌で感じられることは、どこか自然と繋がっているようで心地がいい。先日は青森県の佐…

  • 394 view

遠くで考える移住のこと

自分の住む街のことを想いながら眺めてみると何かと出張が多いが先日は東京へ行ってきた。今年の7月から行われていた「ターンズのがっこう 秋田科」のラストイベントに顔を…

  • 549 view

言い訳の作られ方

煮詰まった。頭の中で描いては紙に書き出しを繰り返していた。書いているノートの上に子猫にしては大きくなったピノが寝そべったままノートを覆い尽くすほど伸びてこちら…

  • 478 view

朝霧の中で鳴く虫の声

言行不一致1日が素早く過ぎていく感じに追い付けていないのか、または追われているのかどうかなどはどうでもよいのだがとにかくあっという間だ。考える事ばかりで手足が…

  • 245 view

コーヒーに触れる

スペシャルティコーヒーの楽しさ日本を飛び出して外国へ行く。それは遊びでも仕事でも知らないこと知る近道だ。知れば知るほどに、行けば行くほどに世界は広くなって…

  • 398 view

雨上がりの午後カップの中にはコロンビアがなみなみと注がれている。私にはまだ熱いからしばらく放置して、ちょうど良い温度になったら口にしようと楽しみにしていた。…

  • 276 view