まるで梅雨時期のようなしっとり加減

  1. DIARY
  2. 28 view

ちりちりと咲く紫陽花や落葉など

一日中どんよりとしたお天気の中、梅雨時期のようなしっとり加減の気温で時折パラパラと雨が降っている。カップの中には2杯目のコーヒー。1杯目はグァテマラ、2杯目はブレンド。グァテマラは綺麗な後味を残しさらりと溶けていき、ブレンドはチョコレートぽい甘さをホロリと残している。目立った個性は少ないがどちらの綺麗さは実に心地よい。コーヒーにおいても「加減」というものは繊細な箇所だと思う。この「加減」の自然な佇まいは難しく、いい加減に転びやすい。出し過ぎても足りなくてもどこか及ばない。

窓の外で赤く咲いている花があると思って、そんなところで咲いていたかと思い近づいて確認すると赤くなった桜の葉だった。なんか寂しくなる。秋田はまだ残暑もあると思うが晩夏といった感じになった。お盆を過ぎ帰省ラッシュが落ち着くと途端に静かだ。ところで先ほどから耳元が騒々しいのだが、どうやら網戸の隙間から小さな蚊が入ってきたようだ。小さな羽音の存在感たるや敵ながら天晴れに思う。

アバター

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

海辺へ

雨粒の予感を肌に持ちながら海までやって来た。蚊は耳元をかすめて首から肩の辺りを探って飛んでいるがあまり気にならなかったが、夕方過ぎの海辺は少し涼しくて、そのう…

  • 87 view

雨上がりの湿った光

パラパラと落ちてくるくらいの雨上がりに日差しが戻ってくるとほんのり蒸し暑くなった。そのタイミングで蚊が飛んできてひと刺し狙ってくるがその手には乗るものか。…

  • 128 view

考える時間

いつも同じでないことへの理解カップに入ったコーヒーや豆は見た目はなんでも同じように思われていることがまだまだ多いように思う。コンビニやスーパーのコーヒーや、近…

  • 160 view

夏至

夏至の日に考える暦の上で季節を表す「夏至」。こう言う季節感を大切にしているのがとても良い。昨日からニイニイゼミが鳴き始めた。森に響くゼミの声も…

  • 122 view

gita Web Magazine はじめました。

はじめましてコーヒー豆を焙煎をして販売し始めたのが14年前、時間が経つのは早いものです。その頃はまだインターネット上で文章を書くことなんて想像してもいなかったので、今…

  • 359 view