まるで梅雨時期のようなしっとり加減

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ちりちりと咲く紫陽花や落葉など

一日中どんよりとしたお天気の中、梅雨時期のようなしっとり加減の気温で時折パラパラと雨が降っている。カップの中には2杯目のコーヒー。1杯目はグァテマラ、2杯目はブレンド。グァテマラは綺麗な後味を残しさらりと溶けていき、ブレンドはチョコレートぽい甘さをホロリと残している。目立った個性は少ないがどちらの綺麗さは実に心地よい。コーヒーにおいても「加減」というものは繊細な箇所だと思う。この「加減」の自然な佇まいは難しく、いい加減に転びやすい。出し過ぎても足りなくてもどこか及ばない。

窓の外で赤く咲いている花があると思って、そんなところで咲いていたかと思い近づいて確認すると赤くなった桜の葉だった。なんか寂しくなる。秋田はまだ残暑もあると思うが晩夏といった感じになった。お盆を過ぎ帰省ラッシュが落ち着くと途端に静かだ。ところで先ほどから耳元が騒々しいのだが、どうやら網戸の隙間から小さな蚊が入ってきたようだ。小さな羽音の存在感たるや敵ながら天晴れに思う。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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