早くも秋の夜長の雰囲気のコーヒー

  1. COFFEE
  2. 357 view

夏から秋へ

季節の移り変わりは微妙なニュアンスが大切で、ここからキッパリと線を引かれると困惑する。
先日に全国花火競技大会が大仙市で開催されたが、2度の大雨にも負けずに多くの方たちが会場の復旧作業をしたと聞いており本当に良かったと思う。「大曲の花火」として子供の頃から親しみのある響きだ。今後もさらに続いて欲しいと思う。

「大曲の花火」が終わったらすーっと気温は低くなり空の色も変化した感じに見える。
日中はまだ暑く感じるが気温は25度前後で過ごしやすくなった。もしや秋になってしまったかと思うほどだ。気が付けば秋なのかというくらいのニュアンスは悪くない。コーヒーもまたそのニュアンスで風味を変えていきたいと思う。実に自然体で、時に大胆に変化させたりも面白い。

このニュアンスは自然が作り出すと強引でもどこか受け入れやすいこともある。人工的に作るとワザとらしさが出てしまう。

この「らしさ」や「ニュアンス」を上質なものとして味わいに加味できればとイメージを膨らませているのだぜい。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

考える時間

いつも同じでないことへの理解カップに入ったコーヒーや豆は見た目はなんでも同じように思われていることがまだまだ多いように思う。コンビニやスーパーのコーヒーや、近…

  • 525 view

散歩道を歩く音

目の奥に潜む美面白い話なんてものは早々に見当たらないので今日はこのままパソコンを閉じてしまおう、なんて思いながらもかれこれ2時間ほど経った。できることなら毎日記事…

  • 428 view

夏も短ければ残暑もないのか?

夜には13度になり霧が立ち込めてきた梅雨入り前とその合間には夏らしいお天気と気温があった。梅雨明けしてみるとこれはどうだ、めっきり涼しくなっていたような気がす…

  • 246 view

スペシャルティコーヒーの再現性を高める

ポテンシャルを引き出すには様々な角度から観察をすることだ。しかし、余すことなく引き出すのは少し考えてしまう。全て出し切ってしまえば余計なものまで出てきてしまう…

  • 741 view

草むしりの効果

畑の表層を張り巡らす蔓や根先日のよく晴れた暑い日に目の前にある畑に行くと草が元気に生い茂っていた。おばあちゃんがせっせと管理していた畑は、今は父が少し…

  • 2172 view

珈琲参杯 仙台 資福寺 2017

5月27日〜28日 AM10:00 ~ PM17:00資福寺のある仙台市青葉区北山界隈は、仙台藩の時代から続く歴史的な古刹があり、日本庭園や緑豊かな環境が仙台…

  • 765 view