厄払いと同窓会

  1. DIARY
  2. 6061 view

秋田では中学の同級生が集まり厄払いをしているのですが、これは珍しいとのこと

子どもの頃からそういう風に見聞してきたので特に珍しいこともなく感じていたのだが、「厄払いと同窓会」がセットになっているのはやはり珍しいと大学生の頃に言われたことがある。だからと言って恥ずかしいとは全く感じないが、むしろ秋田だけなのかって思っている。中学の同級生がお盆休みに集まり「厄払い」をしその後同窓会をするのだ。ここ数日間は市内のホテルや飲食店はそういった人たちで賑わっているのだ。

午前中は仕事でエスプレッソをたくさん抽出して15時に会場のホテルへ向かった。
中学を卒業してから約20年ぶりに会う人や、大体15年近くぶりに会う同級生の面々。テーブルを囲めばまさに中学生に戻った感じになり、時折幼稚な話題に大笑いする。授業中に席を立ち上がった時に友人の椅子に画鋲を置きその後飛び上がったことや、消しゴムのカスをノートの端切れに包んで投げてぶつけたこと、赤い羽根募金の赤い羽根に消しゴムをオモリにして背中を的にしてダーツごっこしたこと、全て授業中に繰り広げられた一コマが活き活きと蘇っていた。良い子の皆様は決して真似をしてはいけない。

皆良い歳の重ね方をしていて顔を見れて本当に良かった。
この時期の充実している表情に会えて良かった。全く利害関係のない会話は良かった。いかに仕事にまみれで過ごしているのかを理解することができた。それはそれで寂しいことだが、目標を目指すことの意味も再認識した。

しかし、皆一様にお酒が強い。飲みっぱなしが大半だった。
変わらない箇所と変化していった箇所、20年以上経てば色々とあるだろう。その「色々と」の中に自分が主役の物語がたくさん詰まっていて、それが表情に見えるから人間は面白いのだ。

そんなお酒の後のコーヒーは美味い。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

遠くで考える移住のこと

自分の住む街のことを想いながら眺めてみると何かと出張が多いが先日は東京へ行ってきた。今年の7月から行われていた「ターンズのがっこう 秋田科」のラストイベントに顔を…

  • 562 view

もし子猫になった場合

足元に蜂が落ちていた。もう息絶え絶えに動かなくなっていて、ツンツンとしても微かに触覚が動いたような気がするくらいだった。ここで絶えるのも不憫と思い窓の外へ運び出す…

  • 321 view

コーヒーの香りで旅気分

香りで思い出す景色いざ生産国へ行くとなると緊張気味になる。どんなところでコーヒーが育っているのか、どんなコーヒーが待っているのか楽しみでならないのだが。しかし…

  • 331 view

今年を振り返って

行く年を眺めて振り返ると今年も様々な土地へ出かけてきた。見ては驚き、触れては感心し、そこから自分へ目標や課題に変化しつつ過ごしてきた。とりわけ、何か大きな目標を達成し…

  • 365 view

書けないから、書く

お湯割と焼きめざし何か書こうと思いパソコンを開いてみたが、昼間に思い付いたことが夜になって思い返すと書くほどというか書きたいほどでもない。仕方なく熊本へ行った…

  • 222 view