今年を振り返って

  1. DIARY
  2. 351 view

行く年を眺めて

振り返ると今年も様々な土地へ出かけてきた。見ては驚き、触れては感心し、そこから自分へ目標や課題に変化しつつ過ごしてきた。
とりわけ、何か大きな目標を達成したわけではないが環境の変化は多々あった。

コーヒーや写真の仕事といえば、真っ先にそれは多くの人の支えがあってこそであり感謝の他はない。

コーヒーは面白い。
だからこそ視野も狭くなりやすく本質を見失うことは避けたい。その「本質」とは何かと訊ねられたら、何と答えるだろうか。

写真も同様。
本質とはどこにあるものか。

私には胸の内に住む神様のような、畏怖する感覚的なものであったりする。それを、香りや味わい、雰囲気だけとして説明が付かない。ただ漫然と手を合わせて向き合うだけでは仕様もない。
願って叶うこともない。願うなら足を使い、手を動かし、想い描きを繰り返して掴んでいくものだ。

美味しいコーヒーや良い写真を撮るだけでは技術だけでも一通りのことはできてしまう。技術を用いるのはいったい誰なのか、を今一度考え改めたく思う。それはまさしく自分の技術として磨いていかなければならない。
技術をいたずらに磨けばそれがいつ何時に凶器にもなりかねない。

そう胸に刻みながら大晦日の夜に神社に降り積もった雪を踏み固めている。苦し紛れに過ごすも小さな目標を越えながらのあっという間の時間だった。
何れにしても人に恵まれた年だった。

本年も沢山のご愛顧頂き心より御礼申し上げます。来年も何卒お付き合いくださいませ。

良いお年を!

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

雨宿りとコールタール

消えるものと残るもの寒くなって雨音がぽつぽつと聞こえてきた。もう半袖だけでは寒い気温になってきて、里山にも秋が迫って木々の葉も少し紅葉してきている。何かと…

  • 1403 view

秋田で田舎暮らしとコーヒー

私の住む秋田県湯沢市は人口約4万7千人ほどの小さな街だ。コーヒー屋を開業して15年が経った。今でこそスペシャルティコーヒーを知る人は多くなってきたが、当時はそ…

  • 1378 view

桜が咲きましたよ

りんご畑の消毒の音と山里の桜数日前から陽気なお天気で、思わず半袖になってしまいそうな気温がとても良かった。しかし昨日から薄曇りの小雨模様になり気温は低…

  • 453 view

抽出というのは何事にも通ずるか?

今日はコーヒー豆をできるだけ細かく挽いてドリップした。できるだけといってもエスプレッソ用までにはいかない程度に留める。単なる気分転換だ。抽出されたコーヒーは味…

  • 360 view

雨の声

雨は物に当たって音がするシトシトと降る雨に音はないのだけど何かに打つかって音がなるということだ。とても心地の良いコラボレーション感じる。単体では声にならな…

  • 167 view

831

夏はそろそろ後ろ姿を見せているように感じる。長梅雨はこれでもかというほどに雲を覆いかぶせていたものの猛暑に切り替えてきた。とは言え、朝夕の気温はお盆を越えて穏…

  • 441 view