抽出されたコーヒーの中には

  1. DIARY
  2. 8 view

たくさんの人の手

遅ればせながら「A FILM ABOUT COFFEE」を観た。生産地へ訪問し始めてから見てきたものが画面に映っていた。知らない内に色々な体験をさせてきてもらっているのだと感慨深く思う。訪れた海外や日本のカフェも映っていてなんだか不思議な気分だった。どんな人になって、何を作り、何を届けるのか。

コーヒーにはたくさんの人の手が関わっている。種を蒔いて苗を管理するのも、農園の管理、コーヒーチェリーの摘み取り、精製、運搬、輸出など生産地では日本では見えにくいことも少なくない。その後、日本で品質管理や焙煎、抽出が主体かと思う。自分ができることは思いの外少ないと考えたことがあった。

コーヒー生豆の持つポテンシャルを最大限に引き出しカップへ再現できるよう務めるのが最低限のラインとしている。そこから自分だからこその仕事を考え、試して、創っていきたいと思う。とてもシンプルでやり甲斐のある仕事だ。どこへ行ってもコーヒー屋さんはあるし、ありがたいことにまた仲間も増えた。

国内でも高品質で美味しいコーヒーが増え、スペシャルティコーヒーの認知も高まっている。香りと味わいだけにとどまらず、コーヒーの持つ人を惹きつける力には楽しいことがたくさん詰まっていると思うのでそこを掘り下げてみたいと考えている。コーヒーの中にはまだまだ魅力的な世界が広がっているのだ。年度末にコーヒー飲みながら思いに耽り、来月の出張予定を立てていこうと思う。

コーヒーと写真に囲まれている毎日。日本中を取材したり、海外でコーヒー豆の買い付けを行なっている。いつの日か観光したい。

記事一覧

関連記事

グァテマラ ロス セラヘス

優しい甘さが印象的派手な香りがあるわけではなく、と伝えると面白味のない感じになるけどそんなことはない。ローストしたアーモンドのような甘さを連想してくれる心地よい香りが…

  • 33 view

雲の上の青い空

大地からと空から見ると出張があり東京へ出かけてきた。セミナーとSCAJへ行き見に詰まった時間を咀嚼し始めている。凝縮した2日間は、コーヒーと人、少しの辛い…

  • 61 view

ドリップする時の『蒸らし』について

粉全体が染み込むようにさて「蒸らし」についてだ。必要か不要かのことではないことを予めお断りしておく。ここでいう「蒸らし」というのは最初にお湯をかけ…

  • 102 view

雪国に暮らすということ

春を待つ楽しみ雪国に生まれ育った私はいつの間にか春を待つことが楽しみになっている。「春を待つ」という言葉もいい雰囲気だ。秋の紅葉が終わりを迎える頃に冬支度が少し進んで…

  • 10 view

ブラジル新入荷

CORREGO LIBERDADEブラジルから新豆が届きました。『CORREGO LIBERDADE(コヘーゴ リベルダージ)』です。ブラジルは広大で緩や…

  • 14 view