コーヒーと人の声に

  1. COFFEE
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NIIGATA COFFEE FESTIVAL@アオーレ長岡

3月26日に参加した「NIIGATA COFFEE FESTIVAL」はたくさんのご来場者によりとても賑わった。秋田から参加し、それを快く迎えてくれた皆様にはこの場を借りて心より御礼申し上げます。当日は写真を撮る間もなく、終始コーヒーの抽出に徹したのでほとんどの出店されたコーヒーを味わうことができず心残りもあるが、これは次に繋げたい。

このようなイベントに参加することが少なく、準備に手間取りや不備を感じながらも奮闘してきた感がある。もちろん課題は山積みではあるが伸び代を得た感触だ。抽出しながらのお客様の声やコーヒーの状態を観察しながら微妙に抽出方法を変えていくと味わいが均一になっていくのを感じる。不思議なもので小さな違和感に積極的に挑むことでコーヒーのチューニングになっているのだと実感した1日だった。

先にも書いたようにイベント最中の写真がないのはご容赦頂きたい。イベント終了後、撤収しホテルへ荷物を置き、打ち上げ会場へ向かう。素敵な疲労感で充実した面々が揃う。飲まず食わずの1日にお酒はきついので、ジンジャエールを決めてやったぜ。途中、自己紹介を含め今回のイベントの感想や次回以降への課題などを皆で話し合った。コーヒーという文化を手に一つにまとまっていく空気を感じ取れたのは嬉しいことだ。まったくコーヒーは人を惹きつける。1次回終了後に、ボランティアスタッフの方達と2次会へ。雨が降る長岡の夜は少し寒かったが、本当に楽しかった。最後まで付き合ってくれてありがとうございます。

翌朝、チェックアウトギリギリの時間に目が覚めて飛び起きた。慌ててシャワーを浴びて部屋を飛び出してチェックアウトする。打ち上げでもお勧めされた「長岡ラーメン」を食べに青島食堂へ。スープに生姜の香りが清々しく、しっかりとした味わいで薄切りのチャーシューがバラバラと入っている。どんどん人が入ってきて並び始めた。黙々と素早くラーメンを作る姿に無駄がない。見ていて感心してしまった。店内はラーメンをすする音と湿気、ドアが開いて人が愛ってくる音に包まれて静かではあるが活気がみなぎっていた。美味しくラーメンを食べた後は新潟市へ向かった。

青島食堂 宮内店 】新潟県長岡市東宮内町521−1

向かった先は新潟市の「Dill」さん。お洒落で落ち着いた店内でチーズケーキとレモネード。とても優しい味わいで美味しく頂いた。ごちそうさまでした。

DILL 】新潟県新潟市中央区沼垂東3-5-17

その後、今回の「NIIGATA COFFEE FESTIVAL」の主催の一人でもある「THE COFFEE TABLE」さんへ。こちらもお洒落な店内でコーヒーの香りが心地よく漂っている。注文したのはジブラルタルとバナナブレッド。どちらもとてもしっかりと香りと味わいが整っていて美味しく頂いた。少しするとオーナーの本間さんが買い出しから戻りゆっくりと今回のイベントのことや、コーヒーのことをお話しした。とても真摯に話す方で感心してしまった。私は余ったコーヒー豆をお裾分けし、そして本間さんに抽出してもらった。我儘にもほどがあるが、自分のコーヒー豆を他のお店の感覚で抽出したのを味わいたくて本当に勉強になった。ありがとうございます!

THE COFFEE TABLE 】新潟県新潟市中央区上大川前通3番町126

こうして夕方まで新潟で過ごしゆっくりと秋田へ戻ってきた。車中では今後の課題や目標を話し合い、眠い目をこすりながらもしっかりとミーティングできた。コーヒーの声と人の声は、ある時に深く届く時がある。それをどう咀嚼して形に現していくか考えて実行することだ。小学生の時に先生が話す時は「いつ・どこで・だれが」をしっかり伝えなさいと言われたことを思い出す。先生ありがとう、きっとそれはイメージを形作る時にも有効だと思うので心がけたいな。

今回もたくさんの方々にコーヒーを飲んで頂いた。
美味しいも嬉しいけど、面白いと思ってくれたらそれも嬉しいな。

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コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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