東成瀬中学校の生徒さんと写真を撮る

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総合的な学習の時間

今年も東成瀬中学校より「総合的な学習の時間」への講師依頼が届き3学年の皆さんと写真を撮ってきた。今回は「生き方講座」と題して「生き方に学ぶ」を学年テーマとしているとのこと。自分はどのように生きていきたいかという直球ど真ん中のテーマに狼狽しそうになるも平常心を保ちつつ撮影テーマに気持ちを向けていくと「青春」とあった。青春。。 自分の青春感を想像し、念のため青春を調べてみた検索欄に「甘酸っぱい」というキーワードがあった。振り返るとまだまだ青汁のような思い出が記憶にあるものだから、これから歳を重ねて熟れていく内に、それらは甘酸っぱく変化していくのだろうか。

教室に入り私の紹介や挨拶をして、こちらから少し質問を投げかけると反応は良好ででホッとする。撮影テーマ「青春」を写真に閉じ込めてみようと話し、青春を取りに教室を出る。廊下、誰もいない教室、校内に貼られてあるポスターを眺めながら、遠くで笑い声が響いてくる。これも一つの青春だろうと、遠くにある笑い声をどう写真へ閉じ込められるかを考えた。

校内を歩き回り外へ出てみると撮影が賑やかに進んでいるようだ。初夏の緑が眩しく光る環境に校舎はある。都会では味わえない贅沢さがある。キラキラな笑顔が連なっているのが微笑ましく感じ、時折アドバイスをしてみたりするのだが、それも余計のことに思えるほど楽しんでいた。楽しむことが達成への1つの道だ。思い悩むことも時には必要だが一歩前に進むには楽しんでいた方が自然と足取りが軽い。

撮影を眺めている時に一人の子が「写真面白い」呟いていた。楽しかった時間の写真は、きっと良い写真になっていくだろうと思う。撮影された写真もその子と一緒に成長していくだろうと感じた。写真は形となって普遍さを保つが、いつかその見方が変化すると新しい情報をくれることがあるだろう。視点が変われば違う意味をなすこともあるゆえ、良い写真とはどんなのかと聞かれることも多いが一言で答えるのはあまり好きではない。

飛び跳ねたり、変顔したり、叫んだりしながら撮影時間はあっという間に過ぎて教室に戻った。撮影した中から2枚をピックアップしてく。先生も楽しそうだ。授業の最後に私への質問が数点あった。直球ど真ん中の質問だったので、真剣に答えたい一心で考えた。もちろん時間は押してしまった。

田村さんにとって、仕事とはなんですか?

田村さんの一番思い出にある写真はどんなものですか?

田村さんが今までの人生の中で一番大切にしていることはなんですか?

本当に良い時間を頂いた。
大切にしていること、生きていること、自分。

過去、現在、未来。

自分が自分でいられること、自分らしく生きていくということ。

そこは諦めない。それが何になるかの保証はないが、まだ自分は何もしていないので諦めないかな。文字にすると薄っぺらく感じてしまうのは、まだまだということだ。

コーヒーと写真に囲まれている毎日。日本中を取材したり、海外でコーヒー豆の買い付けを行なっている。いつの日か観光したい。

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