野良猫の鼻歌

  1. DIARY
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テクテクと歩き蝶を追いかけたり桜の花びらを追い回していたかと思うとまた何かを見つけたりしている。
一見注意散漫にも見えるがそうでもなさそうだ。草むらの中かに体半分くらい沈めてこちらを見ている。
やはり何を思っているのかさっぱりだ。

今日は終日お天気で、時折なびく風が桜の花びらを一気に飛ばしていく。
その度にカメラを持ちシャッターを切ろうとするのだが、間に合うわけもなく花びらの数はどんどん少なくなる。

ずいぶんと長閑な時間が流れている。
コーヒーの味わいを言葉に書き溜めてから、もう一度味わってみる。

なんだかさっきと違うな。
違った箇所を、また書き足していく。

なんてアナログな感じだろうと可笑しかった。デジタル全盛期のような現在でも頼るものは自分の味覚と言葉だったりする。猫も人も、ぱっと見は何を考えているのか知らないが、人はデジタルにはなれないし道具として上手く付き合っていけば良いのだ。

自分の中にある小さな経験を大きく育てていくことに少し自信を持てた。

そんな心地の良い鼻歌日和。

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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