ホトトギスの初音

  1. DIARY
  2. 848 view

育ちが早い草があっという間に背丈を追い越した。
視界を遮るように生い茂っている。

そろそろ草刈りをしなきゃと思いつつ、これがわかっていても何かのせいにして出来ないでいる。空いている畑にもお花を植えようと言っている間に、このままでは夏が来てしまいそうだ。

夏の到来といえば「ホトトギス」だ。
今日は夕方前に鳴き始めた。そして、夏の到来を知らせる渡り鳥なのだ。

彼らはウグイスなど春の渡り鳥たちよりも少し遅れてやって来るのだが、それは「托卵」のためや捕食生物の時期に合わせての飛来のためなどと言われている。他の鳥の巣に卵を産み付け子育てまでお任せしてしまうのだ。また彼らの卵は、その巣の主人の卵よりも早く孵化し、他の卵を落として主人を独り占めしてしまうという、狡いと言ってしまえばそれまでだが、生き抜いてきた知恵の結晶のような習性と言わざるを得ない。そんな子育てまでお任せしていて嫌われるかと思えば、万葉集などにもその鳴き声の美しさから多く和歌にも登場しているようだ。

何ていうか芸術性の高い存在なのだな。
逞しすぎる本能を差し引いても余りある不思議と引き込まれるあの鳴き声がそうさせているのかしら。

それもまた生きる力か。

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

早くも秋の夜長の雰囲気のコーヒー

夏から秋へ季節の移り変わりは微妙なニュアンスが大切で、ここからキッパリと線を引かれると困惑する。先日に全国花火競技大会が大仙市で開催されたが、2度の大雨に…

  • 385 view

ご無沙汰しております。

月日が経つのは早いもので、振り返れば色々なことがあった。Webマガジンというコーヒー片手につらつら読んでもらえればと思い、身近にあることや、遠く海外のこと、そして不意…

  • 9 view

夏になってきた

ミヤマクワガタお店のドアに張り付いてゆっくり動いている。毎年6月中旬くらいにクワガタを見かけているので梅雨前の夏の始まりを感じる。この時期の気候がとても好きで…

  • 304 view

雪とため息

先日、出張から戻ると雪が降り始めていた。毎年11月20日前後には初雪が降っている記憶がある。雪の降り始めには、いつも綺麗だなと眺めているのだけど、どん…

  • 446 view

雨の声

雨は物に当たって音がするシトシトと降る雨に音はないのだけど何かに打つかって音がなるということだ。とても心地の良いコラボレーション感じる。単体では声にならな…

  • 172 view

本日の湯沢店、白黒写真

DxO FilmPack 5本日の湯沢店、大忙しだったけど楽しかった。合間に撮った写真をフィルムシミュレーションでハイコントラスな白黒写真に。…

  • 449 view