動機という力

  1. DIARY
  2. 293 view

「動機」という言葉が持つパワー感が凄い。
動機の有る無しは結果に作用し、それは欲したところで簡単に手に入る類ではない。
何となくでは届かない領域といってもいい。

今までの自分、これからの自分をもう少し掘り下げる良い機会だ。悩みとは違い自分を知る行為で、過去・現在・未来の自分はやっぱり自分であり、きちんと受け止めなければならないのは、進むと決めた方角があるからだ。

自分の動機はどこにあったと、日々の生活や、日常業務に追われてなどと言い訳にしたところで通らない。なぜ今の仕事をしていて、ストイックに進み、足を踏み入れて行くのか。一つの場所に止まれないでいるのは、過去の自分に起きた様々な出来事が起因している。自然は常に変化して行き何事も待ってはくれない。そういう連鎖の中で自分の憧れを追いかけてきた。

動機を忘れかけてしまったのなら、今一度自分の胸に突き刺して前を見たらいい。
そう感じる時間だった。

素敵なお話をしてくれた岡崎 正信氏への感謝と、懇親会で私に色々と話しかけてくれた数人の方々へ心より感謝したい。

カップの中には凝縮されたコーヒーが抽出される。
凝縮の中に私は何を込められるのかな。

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

夏至

夏至の日に考える暦の上で季節を表す「夏至」。こう言う季節感を大切にしているのがとても良い。昨日からニイニイゼミが鳴き始めた。森に響くゼミの声も…

  • 287 view

草いきれの中にコーヒーを見つける

新豆の香りは鮮烈な初夏を感じる湯沢市の里山も初夏の雰囲気が漂ってきて春蝉の声が響くようになったが、それを掻き消すように草刈機のエンジンがなる。昨日は店…

  • 895 view

8月

暑くも寒くもない梅雨入り前のほんのわずかな季節も良かった。あっという間と言ってしまえば簡単に時間を飛ばせてしまうが、あっという間と言えないほどの良い時間を過ご…

  • 325 view

雨の音が好き

屋根に落ちる雨粒の音予め断っておくが多少酔っている。本日のお酒は、富山県の「MASUIZUMI」というお酒。とても綺麗な味があり透き通ったお水のようだ。…

  • 373 view

散歩道を歩く音

目の奥に潜む美面白い話なんてものは早々に見当たらないので今日はこのままパソコンを閉じてしまおう、なんて思いながらもかれこれ2時間ほど経った。できることなら毎日記事…

  • 401 view

窓ガラスに張り付いた雨蛙

俄雨周囲が暗くなって少し風向きが変わると一気に雨が降り始めると、蝉の声が小さくなり蛙の声に変わっていった。カップの中にはコロンビアとマンデリンで作った…

  • 539 view