南阿蘇鉄道
九州は温かいと勝手な思い込みで随分と寒く感じる。秋田のように毎日マイナス気温や吹雪ではないことくらいは知っているけど、聞けばここは大体仙台と同じくらいの気温だよと教えてくれた。もちろん防寒着は秋田と同じだけど気持ちが温かいと先行しているのと、風が吹いているので余計に寒く感じる。
宿泊先の部屋から根子岳に薄く冠雪しているのが見てる。外に出ると霜柱で地面は盛り上がっていて看板のくまモンは霜で覆われていた。
夕方前に南阿蘇鉄道の取材があり撮影した。標高540mある高森駅でインタビューの間に駅周辺をスナップする。阿蘇山からの噴煙とたまに漂う硫黄の香りを感じながら撮影した。
人の想いは様々で、その想いが勝手に走り去ったり、動かされたりで街が創られているんだなと改めて感じることが多かった。どんな人がいるのかってとても大切なことだ。夕刻に阿蘇山からの噴煙がゆっくり流れて見えた。