5周年

  1. DIARY
  2. 467 view

川の流れは美しく

今日は会社創立5周年だった。
長いようで早く、早いようで長く感じることもあった。個人事業主の時から実に多くの人に支えられてここまで来れたと思っている。振り返り、目を細めてみると本当に色々とあったなと思う。けれど、もう少し先を見ていたいからイメージを大きく膨らませている。

コーヒーでは世界の色々な場所へ出かけて、写真では日本の色々な場所を訪ね歩いている。
少しはなりたかった自分にはなれただろうか、いやいやまだまだだと思うところと、軌道修正と、課題などは身の回りに積み上げている。足下すくおうと忍び込んでくる人や、コソコソしている人たちまで見えてくる。当たり前の毎日が奇跡と思えるほど苦しい時に自分を律することがとても大切だった。受容するということも、簡単なようでえらく難しいことだった。祈るように過ごしてきた日々があったからこそ、そういうものを会社経営の中から学べたように思う。それゆえ、芯の通ったモノづくりをしたく、自分の言葉や行動で世界観を創っていきたい。自分とリンクしたコーヒーや写真にはオリジナリティを備えたい。そう胸に刻み込んでいる。

小さな失敗をして大きな成功を、これがなかなか難しい。
大体は紆余曲折をしている。清らかに流れる川の、そのあたりが美しく感じるのはなぜだろうか。その中には強さと弱さが織り込まれていて、繊細であって豪快だ。その生命力に満ちた自然は生き物のように動いていくから好きだ。それは多くのモノを育んでいくことができるだけの懐を持っている。独りよがりのものは朽ちていくのが自然のである。
そうならぬように在りたいと思っている。

今日を迎えられたこと、本当にとても嬉しく思う。
どうか今後とも宜しくお付き合い下さい。

この場を借りて心よりお礼申し上げます。
いつもありがとうございます。

それではまた。

株式会社 gita
代表取締役 田村 寛維

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

桜の木のしたで

どうして片方の靴は違うもの履いているのかと気になったので勇気を出して聞いてみた。少し間をおいて「踏んずけてしまって…」と返答があった。どうしようもないことだっ…

  • 308 view

寝酒のコーヒー・ピノタージュ

VANZIJL COFFEE PINOTAGE 2013コオロギの鳴き声と言えばいいのか羽を擦る音と言えばいいのか気になって仕方がない。一昨日部下に聞かれて「…

  • 380 view

蜃気楼のように湧き上がってきた時間

朝から雨が降っていた。昼頃には少しの間土砂降りになったが久しぶりに土の中まで潤ったんじゃないかな。午後には幾らか青空が見えてきたけれど澄んだ空気は冷たくなっていた。周…

  • 413 view

動機という力

「動機」という言葉が持つパワー感が凄い。動機の有る無しは結果に作用し、それは欲したところで簡単に手に入る類ではない。何となくでは届かない領域といってもいい…

  • 343 view

春の匂いがしている

不安と期待を越えていく高校を卒業して大学進学までの少しの間、友達の家へ毎日のように遊びに出かけてはギターを弾いていた思い出がある。特に上手いこともなく、あれを弾けるよ…

  • 407 view