星空を撮影する時の大敵はズバリ蚊だ!

  1. DIARY
  2. 625 view

耳元で囁く蚊の声

お盆を過ぎるとすっかり涼しくなった。毎年のことだがどうにも寂しくなる。これは勝手に感傷的になっているので主観的だが夏祭りも、お盆を境界線にして雰囲気が変化しているように感じる。どういうか夏を納めていく感じに見える。仕事帰りにお祭りの太鼓が聴こえてきたので良い雰囲気の中ちょっと寂しくなった。それではと今夜カメラを夜空に向けたわけである。

星空撮影はそれほど得意でもない。
そもそも得意な撮影はあるのだろうかっていうくらいいつも緊張しながら挑んでいる。仕事ならなおさらである。ただ自分の撮りたい写真というのはある。それに恐れずシャッターを押し込むことがいいと思っている。恐るべきは暗闇で背後や足元から、または命知らずに正面からやってくる「蚊」である。集中していることをいいことに手の甲や両足のくるぶしなどに舞い降りて躊躇せずに吸っていく。潔すぎるだろ。まさに真夏の夜の恐怖である。

虫除けスプレーもいいがあまり好きになれない。対峙すべきは星空よりも蚊であるのかとハッとさせられる。全く油断大敵である。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

海へ

海が聞こえる海へ行った。久しぶりに写真というものが楽しく難しいと感じた。仕事ではサクサクと進めるように感じていたものが、ふとした時に感触を得なかった。…

  • 343 view

いつか誰かの言葉が目覚める日

ハッとさせられる頭の片隅に置かれて埃を被っていたかのように、そういえばそんなこと話したなと思い出す。あの時話した中に印象に残っていた言葉の埃を払ってみる。シン…

  • 282 view

寝酒のコーヒー・ピノタージュ

VANZIJL COFFEE PINOTAGE 2013コオロギの鳴き声と言えばいいのか羽を擦る音と言えばいいのか気になって仕方がない。一昨日部下に聞かれて「…

  • 378 view

春の匂い

面白さと難しさは共生している先日春先の東京へ行ってきた。雪解けがぐんと進んで土や木々の芽などの動きも活発になってそれらが混ざり春の匂いが増している。春の匂…

  • 260 view

早くも秋の夜長の雰囲気のコーヒー

夏から秋へ季節の移り変わりは微妙なニュアンスが大切で、ここからキッパリと線を引かれると困惑する。先日に全国花火競技大会が大仙市で開催されたが、2度の大雨に…

  • 369 view

桜の木のしたで

どうして片方の靴は違うもの履いているのかと気になったので勇気を出して聞いてみた。少し間をおいて「踏んずけてしまって…」と返答があった。どうしようもないことだっ…

  • 300 view