まるで梅雨時期のようなしっとり加減

  1. DIARY
  2. 471 view

ちりちりと咲く紫陽花や落葉など

一日中どんよりとしたお天気の中、梅雨時期のようなしっとり加減の気温で時折パラパラと雨が降っている。カップの中には2杯目のコーヒー。1杯目はグァテマラ、2杯目はブレンド。グァテマラは綺麗な後味を残しさらりと溶けていき、ブレンドはチョコレートぽい甘さをホロリと残している。目立った個性は少ないがどちらの綺麗さは実に心地よい。コーヒーにおいても「加減」というものは繊細な箇所だと思う。この「加減」の自然な佇まいは難しく、いい加減に転びやすい。出し過ぎても足りなくてもどこか及ばない。

窓の外で赤く咲いている花があると思って、そんなところで咲いていたかと思い近づいて確認すると赤くなった桜の葉だった。なんか寂しくなる。秋田はまだ残暑もあると思うが晩夏といった感じになった。お盆を過ぎ帰省ラッシュが落ち着くと途端に静かだ。ところで先ほどから耳元が騒々しいのだが、どうやら網戸の隙間から小さな蚊が入ってきたようだ。小さな羽音の存在感たるや敵ながら天晴れに思う。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

八月

長梅雨のようで、スパッと晴れる日がない。時折雲が切れて綺麗な空が広がっていると、ついつい嬉しくなってプラプラと出かけては、童心に帰ったように夜道の街灯の下をカ…

  • 468 view

小さな感触

一歩踏みしめるほんの小さな目標でも達成できたことによって嬉しさは桁違いに倍増する。「目標」はそんな効果もある。本日はそういう日だった。それが日ごと月ごとに…

  • 230 view

水が流れる音に春を感じる

春の匂いを吸い込み思うこと雪解け水が激しく音を立てて側溝を流れている。その音を聞くと春だなと思うのだ。春の気配はしばらく前からあったのだが、ここしばらくは気温が下…

  • 620 view

8月

暑くも寒くもない梅雨入り前のほんのわずかな季節も良かった。あっという間と言ってしまえば簡単に時間を飛ばせてしまうが、あっという間と言えないほどの良い時間を過ご…

  • 378 view

紛れこむものの作用

カエルの合唱が風に乗って聞こえてくる。そろそろ田圃に水が入る季節だと知れる。こういう里山の田舎では自然からたくさんの便りがある。今年も「アカショウビン」が来て…

  • 348 view

磨くということ

技術を磨くことと自分を磨くこと焙煎で思うようにいかず悩ましい日々を過ごしていた頃があった。もちろん今だって上手く出来ないこともある。しかし今思えば、技術と…

  • 231 view