簡単ハンドドリップ

  1. COFFEE
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「ドリップのコツはなんですか?」と聞かれることがある。
仕事柄に当然と言えばそうかも知れない。

技術的な内容を望んでいることは何となしに分かるが、技術的に話すと却って難しくなる気がしてならない。
そんな心持ちもあって「思い切りが大切です」と答えると、決まって「え!」となる。
技術的なコツはもちろん有るに越したことはないが、「思い切り」は有ると無いのでは結果に違いが出るように思う。

細かい追い込み作業のようなことであれば技術を選んでコツを選んでピタリと収めることができそうだが、ドリップになるとどうだろうか。

現状の味わいをより良くしたいことは前提にあって、今のものからお好みの味わいへシフトさせるためには「思い切って変化を加える」ことがが一段と効果がありそうにも思うのだ。少々乱暴にも思えるが、人は大胆になることができる生き物だから気持ちを切り替えて取り組めるはずなのだ。そうすることで新しい世界へと行きやすくなる。

ま、教えるのがヘタクソなだけだけども、人の大胆さを借りれたら現状の味わいくらいすっ飛んで良いものに成り代わることくらい容易かも知れない。もはや、技術云々ではなくどれだけ大胆にコーヒーと接していけるかはご本人次第となる。そういう気構えがあると小難しい技術を紹介しても難なく遂行できると思う。

しかし、この行き場を無くしたような文章を巧くまとめたくお茶を濁そうかとも迷ったが、ハンドドリップを簡単にするという想いは変わらないので続けてみよう。

手っ取り早いのが「自分の好みの味を知る」ということになると思う。自分のドリップレシピ完成までは慎重が過ぎると味の情報量は増加して何が悪さをしているのか見つけるのが難しくなる。その為にも先ずは、良質な薄味を抽出できるようになってほしい。

そして足りない味わいを求めて「豆量を増やすか」、「挽き目を変えるか」、「時間を調整するか」などを考えてほしい。

難しく考えず、お湯に浸っている時間を調節するつもりくらいで試してみては。

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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