甘酸っぱいエスプレッソ

  1. COFFEE
  2. 475 view

吟味する

素材の持ち味を知ること。
それに尽きるところだが、それを知ろうとすると多方向からのアプローチは必要だ。カッピングから始まり、ドリップで抽出時間や温度、粒度を変えたり、エスプレッソを何度も試したりしている内に輪郭が見えてくる。面白さや取り除きたい味わいなど、それがもともと素材に含まれていたものなのか、焙煎や抽出で出されてしまったものなのかを判断していく。些細な違和感の増減を頼りに進んでいくのだ。

目先の花やかさだけを追いかけてばかりいると、どこかしっくりとしないことがある。見るべきはもっと内部のものだ。

人によって様々な検証の仕方があり、これでないといけないといううことはないのでお好きなように素材に向き合ったらいいと思う。自分の安定感のある検証手順を作り上げたらいい訳だがなかなか地道な作業だ。

そうこうしている内にコーヒーの持つ面白さや、難しい側面を見つけることができる。
つまるところ何度もなんども、味見を繰り返していくのが自分のやり方として身に付いてしまっている。ただ、あまり主観的にならずに距離を開けたりしながら向き合っていくことで抽出と味わいのバランス感覚が理解できるような気がしている。

ここ数日のエスプレッソは甘酸っぱい感じでとても飲み心地が良い。
飲まれた方の評価も良っかたことが何より嬉しかった。

お店の向かいの桜

湯沢店の窓から見える桜の木はようやく花が咲き始めた。
他は散ってしまったが、毎年この窓から見える桜の木だけは遅い。

見頃は来週あたりかな。

今日は1日暖かな日で、気づけば周辺は緑がモリモリと生い茂り山菜が取り放題だ。
暖かな春は気持ちが良い。

GWはそろそろ終盤。
移動の際はどうかお気を付けて。

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

北海道出張①

久しぶりの景色と匂いが身に沁みるさて、そろそろ北海道のことを書いていこうと思う。自身の備忘録を兼ねて走り書きのように書いていくので読みにくいこともあると思…

  • 383 view

桜はもう

コーヒーと恋愛春になるとなんとなく口ずさんでしまう歌がある。サニーデイ・サービスの『東京』というアルバムは1996年に発表された。もう21年前になるけれど…

  • 492 view

コーヒーに触れる

スペシャルティコーヒーの楽しさ日本を飛び出して外国へ行く。それは遊びでも仕事でも知らないこと知る近道だ。知れば知るほどに、行けば行くほどに世界は広くなって…

  • 373 view

カスタマイズコーヒー

いい加減に草刈りをしなければと思い、外へ出て確かめてみたら思いのほか茂っていて驚いた。ここまで伸びていたら半日はかかるな。夏に向けて草木だって我先にと…

  • 409 view

ある日のコーヒーの香り

秋の夕暮れコーヒー日が暮れ始めると途端に寒くなってくる。あっという間に10度くらいまで下がりそろそろストーブの準備をしなくてはと思うこの頃だ。店内は焙煎機…

  • 405 view

コーヒーの美味しい抽出方法とは?

コーヒーの「美味しい」をイメージするコーヒーの抽出はまるで生き物のようだ。コーヒーの抽出方法は色々とバリエーションがあって、既にお気に入り抽出方法を見つけている方…

  • 751 view