カッピングセミナー Vol.5@caffe gita yokote

  1. COFFEE
  2. 349 view

感覚を言葉に変換する

今日はcaffe gita yokoteにて「カッピングセミナー Vol.5」を開催した。
香りを吸い込んだ時の感覚や口に含んだ時の印象など、自分の感覚を言葉に変換するのは思ったより難しいかも知れない。考え過ぎても面倒になってもなかなか飛び出してこない。出そうで出ないクシャミのようでもどかしさを感じているかも知れない。それでも2時間ほど頑張ってみると様々な表現が飛び出してきて、なるほど!と思うことも多くある。またカッピングする時は浅めのコーヒー豆を使うので酸味を中心に味わうことになる。「酸味」をネガティヴに捉えずに味を構成する上で重要な役割を担っていることを念頭に接することも大切だが、酸っぱいから選ばないという直接的な判断よりもさらに深く理由を探るのが面白いと思う。「なぜ?」ということを見つけるのはなかなか面倒だが、それを知ることでより深く広く受け止められたり、好みをより鮮明に知ることができるようになる。

先ずは香りのチェック。お湯を注ぐ前と、注いだ後の香りを感じること。その時の感覚の変化を楽しんでみること。表面的なものからより深く。

4分後にいよいよ口に含んでみる。まだ熱いので味わいも読み取れないこともあるので、冷めるにしたがって味わいを感じやすくなる。

・熱いときは良かったのに、冷めてくるとフラットに変化してしまった。
・温度が低くなると甘さを感じた。
・液体の温度変化で色々な印象を持つのもスペシャルティコーヒーの面白さ。
・酸質の硬さや柔らかさ。

カッピングを通してコーヒーの奥行きが見えてくる楽しさ。個人の感覚でコーヒーがまた新しく作られていく面白さをとても嬉しく思う時間になった。これからも様々な角度からのセミナーを開催していきたいと考えている。リクエストがあればお気軽にお問い合せください。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

コーヒーカップに詰めるもの

どれだけ飲んでも、どれだけ焙煎してきても、次から次へとイメージが膨らんでくる。抽出はある程度固定されたレシピのもと手順が身に付いてくると、そのブレ幅が見えてく…

  • 427 view

6月1日

先月末から春ゼミとホトトギスが鳴き始めた。今年はまだアカショウビンは見かけていないけれど、来ないのかなと少し寂しい気持ちでいる。あの澄んで綺麗に響くこだまのような…

  • 423 view

桜はもう

コーヒーと恋愛春になるとなんとなく口ずさんでしまう歌がある。サニーデイ・サービスの『東京』というアルバムは1996年に発表された。もう21年前になるけれど…

  • 497 view

おすすめのコーヒーについて

味わってもらいたいコーヒー「おすすめのコーヒーは?」と聞かれ答えに迷ってしまうことがある。私個人的には全く迷っていないのだが、飲み手が欲している「おすすめ…

  • 385 view

梅雨の神戸

インドネシア・ブラジル会先日に神戸へ行ってきた。梅雨の神戸は出発した秋田よりは涼しかったが湿度高めであったが風が吹いていて心地よかった。伊丹空港からバスで三宮…

  • 536 view

コーヒーの美味しい抽出方法とは?

コーヒーの「美味しい」をイメージするコーヒーの抽出はまるで生き物のようだ。コーヒーの抽出方法は色々とバリエーションがあって、既にお気に入り抽出方法を見つけている方…

  • 756 view