秋模様

  1. DIARY
  2. 450 view

9月が過ぎる。
そう思って慌てて書き始めるくらいならと、これでも少しは反省している。
自分で決めて動くのだけど、その通りにならなさ過ぎてしまうと「やれない理由」や「やらない理由」たちが声を上げてくるもので、これにはあっさりと包み込まれてしまうのだ。
困ったもんだ。

近頃はめっきりと涼しくなってきて半袖だけでは朝晩は肌寒くなった。
8月から9月前半はあれほど暑かったのにと、布団にくるまるのも心地よい時期だったりする。桜の木の葉は黄色や赤っぽくなってカラカラと地面に集まっている。蝉は鳴かなくなり、夜には蟋蟀などが威勢が良い。夏から秋へと移るときは、やっぱりどこか寂しくなってしまうのは子どもの頃から変わっていなくて、これはこのままずっと続いていくものなのかも知れないなと気持ちは少し重くのしっかった。できれば季節ごとに喜びが広がっていけたら尚良いが、心情は単純なものと、複雑なものとが絡みついて異物感を残しているもの。たいていは秋の味覚でごまかしているうちに雪が降って来るのが毎年のことだ。

コーヒーの大部分は香りや味わいに留まらず、その作り手の片鱗を感じていたい。
オリジナリティが上手に注がれたならば隅々が満たされていくのを感じる。美味しさだけでは満たされないことがあると、それはずいぶん前から不思議に思っていたことだ。解決方法はないが、自分で感じることを大切にしている。それは間違った解釈だってしてしまう時もあるが、その積み重ねは自分自身にはとても大切な要素になる。それだから目標は穴が開くくらい観察している。主観と客観性のバランス感覚は磨いていきたいと感じた。

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

お盆になると小学校の夏休みを思い出す

夏休み雰囲気が良い仕事を終えてからお墓参りへ出かけた。すっかり暗くなってしまい携帯のライトで足元を照らしながら歩いた。私の家は25代ほど続いておりお墓も数…

  • 460 view

8月1日

あっという間に8月になった梅雨入りから梅雨明けまでの景色は草の背丈で夏を感じてこれたのだけど、梅雨明けしたら途端に暑くなった。今年は強い雨が局所的に降って…

  • 353 view

夏の通り道

お盆を越えて随分と涼しくなった。近くの水路にサンショウウオがたくさんいて驚いた。夏は通り過ぎていった様子もあるが、残暑はあるだろう。東北の暑くて短い夏も後…

  • 524 view

考えているうちに冷めたコーヒーの味

雨音を聞きながら本を読んでは涙し、映画を観ては涙する。もう少し若い頃には感じもしないことだった。寒いなと思っていたら駒ケ岳で初冠雪したようだ。里山も紅葉に包まれて…

  • 420 view

ある日のコーヒーの香り

秋の夕暮れコーヒー日が暮れ始めると途端に寒くなってくる。あっという間に10度くらいまで下がりそろそろストーブの準備をしなくてはと思うこの頃だ。店内は焙煎機…

  • 424 view

コーヒーについて

10月に入り朝と夜は寒くなった。そろそろストーブに火を着けたいと悩んでしまう気温だ。だから長袖を着て机に向かっている。先日、久しぶりに神戸へ行きコーヒ…

  • 581 view