朝晩のコーヒーが美味しく感じる季節は紅葉の合図かも知れない

  1. COFFEE
  2. 866 view

朝晩の気温が10度を下回る

昼間にはまだポカポカしている陽射しも日暮れとともにしゅんと消えてしまう。
秋の気配が深まってきていてお店周辺の葉っぱはほんの少し色付いてきた。それでも気温が高いと蝉は鳴いていて、これが何とも寂しさを呼び込むのだ。

最近ひょんなことから風景写真に興味が湧いた。
どんなものでもそうだが簡単に撮れる気がしない。人の表情も素敵だが、自然の表情もいい。

そう感じてから初心に返った気分になった。
だから最近はカメラを持っても歩いてもソワソワして落ち着かないのだ。何をどう撮れば良いのだろう?とファインダー内をぐるぐる見回している。何事も観察力だ。露出を変えて、絞りを変えて何枚も同じ構図で撮っている。

撮影に関しては大それたことは言えないが、ここを撮りたいと思ったら徹底的に撮ってみたらいいと思う。

「考えるな、感じろ」だ

撮影スタイルは人それぞれだが、感じたものを追いかけることで深みが出てくることもあろう。そういうものに出会いたい一心という意味でね。また自分の中で新しい撮影になるのかも知れないと楽しみながら続けようと思う。

ところで、この朝晩が冷え込む時期にグァテマラ タシータ農園をシティローストに仕上げたものがよく合う。
カップから立ち上る香りはミルクチョコと僅かなベリーに似た繊細な甘酸っぱさを感じ、口どけの良い柔らかな甘さがあって実に美味しだった。コーヒーにとってもバランスの取れた味わいは印象に残るものだ。

ドリップも難しさはないので気負いなく接することのできるコーヒー豆ではないかと思う。
色々と試してみて個人的に良かったのは、湯温を少し下げてドリップすると味わいの部分で親しみやすさを表現できるのではないかと思う。

グァテマラ タシータ農園

ご興味のある方は上記リンクからご購入できるのでぜひお試し頂けたら幸いだ。
またご不明な点があればお気軽にお問い合わせくださいな。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

どこまでも行こう

道は創るものどこまでも行こう 道はきびしくとも 口笛を吹きながら 走って行こうどこまでも行こう 道は険しくとも 幸せが待っている …

  • 495 view

海へ

海が聞こえる海へ行った。久しぶりに写真というものが楽しく難しいと感じた。仕事ではサクサクと進めるように感じていたものが、ふとした時に感触を得なかった。…

  • 343 view

ある日のコーヒーの香り

秋の夕暮れコーヒー日が暮れ始めると途端に寒くなってくる。あっという間に10度くらいまで下がりそろそろストーブの準備をしなくてはと思うこの頃だ。店内は焙煎機…

  • 396 view

6月1日

先月末から春ゼミとホトトギスが鳴き始めた。今年はまだアカショウビンは見かけていないけれど、来ないのかなと少し寂しい気持ちでいる。あの澄んで綺麗に響くこだまのような…

  • 402 view

ホトトギスの初音

育ちが早い草があっという間に背丈を追い越した。視界を遮るように生い茂っている。そろそろ草刈りをしなきゃと思いつつ、これがわかっていても何かのせいにして…

  • 833 view