トウモロコシとスイカ

  1. COFFEE
  2. 650 view

毎日暑い。
夏らしいといえば、しっかりと暑い夏になり、その辺の雑草はチリチリと乾いている。

今年は例年になく「トウモロコシ」と「スイカ」をよく食べていて、どちらも甘いのだがその感覚の違いが面白い。「トウモロコシ」は濃度が高くインパクトの強い甘さが残り、「スイカ」はサラリとしていて涼しげだ。これはやはり水っぽさからきている感覚もあると思うが、どちらも夏らしい湿気と熱風のようだ。

コーヒーも感じる「酸」や「甘さ」があって、その感じ方は人それぞれであるが、豆によってもそれは異なり面白い。本人が欲する味わいに出会うことがより美味しさと満足感を得られるものだ。何事もそうだが知らぬ間に受け身になっていて不満が募ることは多い。人は選べるのだから積極的に選択していき自分好みを知る方が良い。自分が選んで失敗する中には多くの学ぶべき素材が詰まっているものだが、受け身からの不満は学びまでに時間がかかるように思う。

ところで数年前から「スイカ」の種はパリパリと食べることにしている。
そこで気が付いたことは、種にもそれなりに味わいの違いがあることだった。渋みや苦味や青臭さなんかも不快な味わいとしてでなく種の味わいを観察してみると面白い。まざ、スイカの種の美味しいと思える味わいにはまだ出会っていないが。トウモロコシに至っては種を食べるわけだから、それを一粒ずつ噛み締めてみると甘みの強いもの弱いもの、香りの違いなどもあるのだ。

なんだこれは。コーヒー豆と一緒じゃないか。
種から学ぶこと多し!

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

カッピングスプーン

コーヒー豆を知ること仕事柄コーヒー豆について色々と聞かれることが多い。香りや味わいはもちろん、栽培のことや精製方法や生産地でのこと、また技術的なことも然り、色…

  • 834 view

水が流れる音に春を感じる

春の匂いを吸い込み思うこと雪解け水が激しく音を立てて側溝を流れている。その音を聞くと春だなと思うのだ。春の気配はしばらく前からあったのだが、ここしばらくは気温が下…

  • 634 view

コーヒーを模索する

言葉に出ない違和感目先のものに捉われていると着地点がズレてしまって、あれ可笑しいなとなる。よくあることで日常的と片付けたらそれまでだが、小さな疑問や違和感の積…

  • 265 view

梅と桜が咲く季節

暖冬とはいえ、ようやく春らしくなってきたが今年の春はなんだか少し天候もイマイチのようだ。相変わらず新型コロナウィルスの影響も続いており、多方向で様々な影響が出…

  • 682 view

いつか誰かの言葉が目覚める日

ハッとさせられる頭の片隅に置かれて埃を被っていたかのように、そういえばそんなこと話したなと思い出す。あの時話した中に印象に残っていた言葉の埃を払ってみる。シン…

  • 296 view