カリントスキー

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思い出したように食べ始める

ひっそりと隠していたわけではないが小さい頃から「かりんとう」が好きなのだ。なんと言えば良いか、絶妙なバランスと味わいなのだ。黒糖の香りがいい。揚げた油の香りは特に好きではないが、これが黒糖と混ざると香ばしさをよりピックアップしているように思う。発酵した生地はカリカリと硬く、バリバリやるのもポリポリやるのも気分によって好きにやればいい。

ただ難点は止まらないということ。

あんなに甘く油脂分の割と多いお菓子が止まらないのは自分が試されていると言っていい。食べながらハッと袋の中身を覗くと残り2本程度だったりする。そしてコーヒーとも割と合うのがいい。

かと言って、甘さ控えめにしたら「かりんとう」と呼べるのか疑問だし、あのギリギリ感が堪らない。そして面白いのは地域性があるということだ。色々食べてみる。

かりんとうの地域性

関東のかりん糖は生地の発酵を長めに行い、比較的柔らかくて軽く、からめる蜜には白砂糖が用いられることもある。元々は上流階級の菓子として広まったもので、現在の高級なかりん糖の先駆けとなった。
一方、関西では硬めにこねた生地を用いるため、比較的硬めの食感を身上としており、先述の姫路地方で播州駄菓子(ばんしゅうだがし)と呼ばれるなど駄菓子として発達した。
東北地方ではバラエティに富み、岩手県の沿岸北部では棒状ではなく円盤状に成形した生地を揚げており、煎餅に似た形状が特徴である。秋田県では短冊状に加工したものがあり、味付けも味噌と砂糖をまぜたものを使う場合がある。宮城県では大崎市岩出山(旧・玉造郡岩出山町)の名物とされ、県内では袋だけでなく一斗缶に入った状態でも販売されている。
Wikipediaより引用

何処にでも在るというのも逞しさを感じる。
それだけ愛着のある方お菓子なのだと思う。それはコーヒーに似ている。今や国内外問わずにコーヒーは手軽に楽しめる。また焙煎にもある程度の地域性があると感じている。多くの親しみの中で多様に変化してきたから存在感は大きい。多少の見た目と食べた後の指のベタベタは彼らの存在感に貢献していると思う。

ま、そんな感じで「かりんとう」をここ数日食べた時に感じたことを綴っておく。今日はちょっと用事があり富山へ向かっている。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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