遠くで考える移住のこと

  1. TRAVEL
  2. 263 view

自分の住む街のことを想いながら眺めてみると

何かと出張が多いが先日は東京へ行ってきた。
今年の7月から行われていた「ターンズのがっこう 秋田科」のラストイベントに顔を出す。

男鹿市への移住者向けのツアーなどがあり微力ながら撮影等のお手伝いをしてきた。
仕事で「日本で最も美しい村」の取材先でも移住された方々はよく撮影してきた。地方への移住を考えている人の話や、それぞれの想いには少ないが接してきている。私が何かできることでもないが、私の中で「移住」というキーワードはここ数年で上位に上がってきていた。

「移住」の中には様々な人の想いが含まれていて、新天地というだけで終われないものだ。
世の中も「地方」に焦点を当てることが増えてきて移住は敷居も窓口も大きくなってきたかも知れないが、移住するご本人の勇気や覚悟は何よりも必要とする。

移住はなかなか重たい「言葉」に感じている。もっと軽やかに舞う花びらのようでもいい。そして幸として、そこに種が落ちて芽が伸びたら、浴びる陽光や吹き抜ける風もが自分を教えてくれると思う。

地域にはまだまだ多くの可能性が残っているのだが、それを巧く活かせられていないのも事実としてある。地域としても移住を最終目的としないで関係人口の増加にベクトルが振られていることもあろうと思う。移住の水面下では様々な不安ごとと期待感が蠢いているのだろうと察するのだが。

イベントでは地元愛に触れられて良かったと思っている。
仕事であれ、何であれ、地元への関係性を良質に保とうとする人や、仲間を増やしたい人も、秋田への愛着を感じた。これが地方創生の「コア」なのだとも思う。ここで地方創生を出してしまえば様々な誤解を生む恐れがあるが仕方ない。国が打ち出したものであればこそ、そう容易いことではない。

そこが好きで住める人、そうでない人を含め地域は機能していくのだから、楽しみを生める人には人が集まってくる。それは小さなエリアでも可能だ。色々な地方を訪れて出会う移住者の中にはそういう方が多くいた。

自分づくりを怠らないのだ。

強く美しく生きるために、削られていくものと磨かれ光り始めるもの、人が本来持つ能力は身体のどこかに埋まっているのかも知れない。それがいつの日かひょんな事で見つかることがあると思う。それが移住なのか、仕事なのか、遊びなのか。悩まなくていいのだ。毎日を自分を楽しめば良い。

はは、何を偉そうに。

アバター

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

夏も短ければ残暑もないのか?

夜には13度になり霧が立ち込めてきた梅雨入り前とその合間には夏らしいお天気と気温があった。梅雨明けしてみるとこれはどうだ、めっきり涼しくなっていたような気がす…

  • 9 view

カリントスキー

思い出したように食べ始めるひっそりと隠していたわけではないが小さい頃から「かりんとう」が好きなのだ。なんと言えば良いか、絶妙なバランスと味わいなのだ。黒糖の香…

  • 38 view

夕焼け小焼け

空が桃色になる「夕焼け小焼け」の「小焼け」は北原白秋の造語だった可能性があると何かで読んだのを思い出した。写真では桃色と紫が強く写し出されたが、本当は…

  • 123 view

野良猫の鼻歌

テクテクと歩き蝶を追いかけたり桜の花びらを追い回していたかと思うとまた何かを見つけたりしている。一見注意散漫にも見えるがそうでもなさそうだ。草むらの中かに体半分くらい…

  • 141 view