前進と後退

  1. DIARY
  2. 768 view

「働かないで生きていけないかなー」
「無理でしょ?」

黒田硫黄 茄子1巻 ランチボックス

ここ何日か、周りの人と話をしていると
学校の卒業式やそれに伴う飲み会などで忙しいようだった。
卒業した学生(特に高校生)は新しい生活への期待で嬉々としたり、反対に鬱々としている人もいるのかな。
記憶が怪しいのであまり覚えていないのだけど、今日は20歳前後の頃に起こった事を沢山思い出した。
その頃は浪人時代と学生時代で私はモラトリアム真っ只中。全てを先延ばしにしていた。
やることといえば、覚えたての新しい音楽を聴き、友人に楽器の弾き方を教えてもらったり、公園でキャッチボールや鳩の相手をしてみたり、なんとも長閑で能天気だった。
その一方で自分の進む道もわからず、漠然と心の中に不安を感じながら、なんとなく息をして暮らしているだけだった。
進む道なんてないのか、と気づいたのは随分後のことだった。
ただただ周りに甘えていただけなので、思い出すと今でも情けなく、恥ずかしい気持ちになってしょうがない。
過去はどうしても美化してしまう。懐かしむのは甘く、苦い思い出も楽しい時間だ。浸ってはいられないけど。
もうあの頃と同じ空気を吸うことはできないし、思い描いていたものとは全く違うものになってしまったけど、今は今で楽しいものだとレモンサワーと焼き鳥を前にして思う。

冒頭の文は私の好きな漫画のセリフ。
若き失業者、国重さんと有野くんがお弁当を持って、河原でキャッチボールをする話だ。最高だ。

【かしらや】
所在地: 〒013-0027 秋田県横手市平城町5−24
電話: 0182-33-2417

関連記事

いつか誰かの言葉が目覚める日

ハッとさせられる頭の片隅に置かれて埃を被っていたかのように、そういえばそんなこと話したなと思い出す。あの時話した中に印象に残っていた言葉の埃を払ってみる。シン…

  • 291 view

夏に美味しいカレーレシピを考える

カレーは自由だ暑くなりつつある季節だが、夏野菜もどんどんお店に並んできた。夏らしいカレーを作ろうと思い、レシピを延々と考えては試しを繰り返している。…

  • 686 view

続・草むしりの効果

店長!気持ちの良い場所で座ってコーヒー飲みたいなんでもやってくれる店長だ。「そうですねぇ」とその辺にあった板切れを持ってきて素朴で可愛らしいベンチを作って…

  • 538 view

賄いマトンカレー

自画自賛で楽しむのが上達するコツお昼の賄いは楽しみながら作る。レパートリーは少ないがバリエーションは広がってきている。パスタとカレー、お味噌汁、たまにガパ…

  • 500 view

落ち葉とコーヒーの香り

空気が冷たくて気持ちがいい夕方の散歩が日課になりつつあって歩くとこんなにも寒くなったかと夏を思い返す。夏の酷暑を思い出そうとするのだが、なかなか出てこない…

  • 571 view

早くも秋の夜長の雰囲気のコーヒー

夏から秋へ季節の移り変わりは微妙なニュアンスが大切で、ここからキッパリと線を引かれると困惑する。先日に全国花火競技大会が大仙市で開催されたが、2度の大雨に…

  • 385 view