桜の木のしたで

  1. DIARY
  2. 289 view

どうして片方の靴は違うもの履いているのかと気になったので勇気を出して聞いてみた。
少し間をおいて「踏んずけてしまって…」と返答があった。

どうしようもないことだってあるんだ。そんな時だってあるんだよ。
全く他愛のない言葉が頭を過ぎったが飲み込んで「どうだった?、サイズ感は?」と、ジェスチャーしながら更に問いかけ、小さく哀れみ返事を待ってみる。じわじわと込み上げてくる笑いをねじ伏せ、また店長の履いている靴を眺めた。

そんな西日が綺麗な夕暮れだった。
きっと彼には幸運が舞い込むに違いない。

そう願っている。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

よく冷えた朝には

蛇口からお水が出なくなるここ数日間よく冷えた。-15度を下回った。ストーブを焚いていてもいつもより寒いし、雪の上を歩くとキュッキュと鳴くのだからまるで北海…

  • 305 view

『この世界の片隅に』

映画を観る時はいつもポップコーンとコーラだ。映画を観る時は映画に集中して何も食わず、何も飲まずという人もいるがわたしはだらしなくポリポ…

  • 269 view

2019

年が明けて思うこと多し年が明けてお正月だ。それぞれに過ごす楽しいことも多い時期かも知れないな。私てきにはいつもと変わらないお正月になっている。コ…

  • 521 view

磨くということ

技術を磨くことと自分を磨くこと焙煎で思うようにいかず悩ましい日々を過ごしていた頃があった。もちろん今だって上手く出来ないこともある。しかし今思えば、技術と…

  • 216 view

海へ

海が聞こえる海へ行った。久しぶりに写真というものが楽しく難しいと感じた。仕事ではサクサクと進めるように感じていたものが、ふとした時に感触を得なかった。…

  • 341 view

呼び声

声のする方へクンクン甘えた声がする。カプリは視力が悪くなってきた。耳も遠くなってきた。オンオンと元気に鳴いて私を呼び、お店のドアが開くとピョンピョ…

  • 396 view