桜の木のしたで

  1. DIARY
  2. 309 view

どうして片方の靴は違うもの履いているのかと気になったので勇気を出して聞いてみた。
少し間をおいて「踏んずけてしまって…」と返答があった。

どうしようもないことだってあるんだ。そんな時だってあるんだよ。
全く他愛のない言葉が頭を過ぎったが飲み込んで「どうだった?、サイズ感は?」と、ジェスチャーしながら更に問いかけ、小さく哀れみ返事を待ってみる。じわじわと込み上げてくる笑いをねじ伏せ、また店長の履いている靴を眺めた。

そんな西日が綺麗な夕暮れだった。
きっと彼には幸運が舞い込むに違いない。

そう願っている。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

6月1日

先月末から春ゼミとホトトギスが鳴き始めた。今年はまだアカショウビンは見かけていないけれど、来ないのかなと少し寂しい気持ちでいる。あの澄んで綺麗に響くこだまのような…

  • 408 view

来年が幸運でありますように

フィードバックの仕方今年も例年通りにあっという間に年末になった。果たして「あっという間」が良いのか悪いのかは分からないが目紛しく走ってきたように感じている。日…

  • 198 view

夏になってきた

ミヤマクワガタお店のドアに張り付いてゆっくり動いている。毎年6月中旬くらいにクワガタを見かけているので梅雨前の夏の始まりを感じる。この時期の気候がとても好きで…

  • 301 view

雪降る夜、コーヒーと石焼き芋

甘い香りは共通点だがこだわり抜いたものではなく、ごく普通の石焼き芋とコーヒーを両手に持って窓の外を眺めながらもぐもぐしている時に「甘い香りはどちらもあるけど、…

  • 900 view

どこまでも行こう

道は創るものどこまでも行こう 道はきびしくとも 口笛を吹きながら 走って行こうどこまでも行こう 道は険しくとも 幸せが待っている …

  • 529 view