甘酸っぱい初夏の味わい

  1. COFFEE
  2. 209 view

春蝉の声

午前中は森の中から春蝉の声が響き流れていて、窓を開けていると蜜蜂の羽音が高い音色で通り過ぎていく。時折り野太い低音の熊蜂がホバリングしながら物色していくのをヒヤヒヤしながら見つめたりと、全く初夏の雰囲気だ。コーヒー豆もそろそろ新豆が届く予定で今週末にはインドネシアとブラジルから届く。風味がすっぽりと収まったカップからは香りが花のように溢れてきて綺麗な味わいを感じる。これから気温が高くなると残念ながらコーヒーの需要が少し下がってしまう。冷たいコーヒーにして飲まれる方も多いと思う。

最近これでもかというくらい浅めに焙煎した。綺麗な酸と鮮烈な酸を感じる。これは新鮮な出会いだが万人に好まれる味わいとは違う。しかし、お砂糖を少し多めに使いしっかり溶かして飲むと果物の甘酸っぱさに変化する。お砂糖を入れることにネガティヴさを感じる方はなかなか少なくないと思うがぜひ試してほしい。まるでこれから収穫される「さくらんぼ」を感じさせる甘酸っぱさなのだ。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

6月1日

先月末から春ゼミとホトトギスが鳴き始めた。今年はまだアカショウビンは見かけていないけれど、来ないのかなと少し寂しい気持ちでいる。あの澄んで綺麗に響くこだまのような…

  • 406 view

雲の上の青い空

大地からと空から見ると出張があり東京へ出かけてきた。セミナーとSCAJへ行き見に詰まった時間を咀嚼し始めている。凝縮した2日間は、コーヒーと人、少しの辛い…

  • 878 view

遠い国でのこと

農園に響く生き物の声朝早くに目が醒めてゲストハウスから一歩踏み出せばそこにはコーヒーの木々がたくさん育っている。農園は夜明け前に降った雨によってしっと…

  • 268 view

夜カフェ@gita Lab.

夜カフェとは?田村・細谷がカウンターに立ちでお客様をお迎えする、"あの"懐かしの夜カフェスタイルのカフェタイムです。コーヒーを通して自由なコミュニケーションの場であり…

  • 1210 view

コーヒー豆の声と言うのはつまり

モノづくりの楽しさと難しさ焙煎や抽出をさらに磨いて、ピカピカになるまで更に磨いて、もっともっととやっている内に陽は暮れて行くし歳もとっていく。自分の技術を磨くのは…

  • 448 view