春景色のゴールデンウィーク

  1. DIARY
  2. 805 view

GWも後半

すっかり春景色に包まれた湯沢市もGWで帰省中の方々が多く訪れている。
心なしかGWに桜は間に合ったものの散るのが早いかとも感じたが、この儚さも美しさの一つだろう。

儚げなとは心情を擽る言葉だと思う。

連休中にはたくさんの方にご来店頂きコーヒーやスウィーツ、カレーなどをたくさんご注文に感謝。これから後半なので楽しく安全に満喫して頂きたい。

夜にはフクロウの鳴き声を聴きながら焙煎をしている。
暗闇から聴こえる鳴き声にソワソワしながら集中している。焙煎を少し変化させながら香りや後味の輪郭の出方を楽しんでいる。これだという正解は追わずにセッションするように焙煎をするのはとても楽しい。

コーヒーの仕事は接し方次第で大きく変化していくと思うが、しっかりと目的意識を持った方が良い。焙煎や抽出だけが仕事ではなく、それを取り巻く環境整備も大切になる。結果ばかりを気にしていてもいけないし、技術だけでもまとめられない。連休中のめまぐるしい抽出の中で色々と気が付くことが多い。

なんの仕事でもそうだが、仕事は大変だ。しっかり考えたらなおさらに息が詰まりそうになる。

面白く向き合っていないと損をする。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

5周年

川の流れは美しく今日は会社創立5周年だった。長いようで早く、早いようで長く感じることもあった。個人事業主の時から実に多くの人に支えられてここまで来れたと思っている…

  • 463 view

本年もありがとうございます

今年も色々な場所を訪れてたくさんの人たちと出会った。主に人との出会い、風景との出会い、食べ物との出会いである。そのどれもが今の自分を創っていて、時にそれらは言葉と…

  • 374 view

デスクワークの密かな楽しみ

隣で店長が今日のメニューを書いていた。なかなかスラスラとペンが走らないようで考えあぐねているようだ。時折空を見上げ、指の間に万年筆を挟みパタパタさせている…

  • 341 view

どこまでも行こう

道は創るものどこまでも行こう 道はきびしくとも 口笛を吹きながら 走って行こうどこまでも行こう 道は険しくとも 幸せが待っている …

  • 474 view

コーヒーに触れる

スペシャルティコーヒーの楽しさ日本を飛び出して外国へ行く。それは遊びでも仕事でも知らないこと知る近道だ。知れば知るほどに、行けば行くほどに世界は広くなって…

  • 338 view

秋模様

9月が過ぎる。そう思って慌てて書き始めるくらいならと、これでも少しは反省している。自分で決めて動くのだけど、その通りにならなさ過ぎてしまうと「やれない理由…

  • 421 view