朝晩のコーヒーが美味しく感じる季節は紅葉の合図かも知れない

  1. COFFEE
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朝晩の気温が10度を下回る

昼間にはまだポカポカしている陽射しも日暮れとともにしゅんと消えてしまう。
秋の気配が深まってきていてお店周辺の葉っぱはほんの少し色付いてきた。それでも気温が高いと蝉は鳴いていて、これが何とも寂しさを呼び込むのだ。

最近ひょんなことから風景写真に興味が湧いた。
どんなものでもそうだが簡単に撮れる気がしない。人の表情も素敵だが、自然の表情もいい。

そう感じてから初心に返った気分になった。
だから最近はカメラを持っても歩いてもソワソワして落ち着かないのだ。何をどう撮れば良いのだろう?とファインダー内をぐるぐる見回している。何事も観察力だ。露出を変えて、絞りを変えて何枚も同じ構図で撮っている。

撮影に関しては大それたことは言えないが、ここを撮りたいと思ったら徹底的に撮ってみたらいいと思う。

「考えるな、感じろ」だ

撮影スタイルは人それぞれだが、感じたものを追いかけることで深みが出てくることもあろう。そういうものに出会いたい一心という意味でね。また自分の中で新しい撮影になるのかも知れないと楽しみながら続けようと思う。

ところで、この朝晩が冷え込む時期にグァテマラ タシータ農園をシティローストに仕上げたものがよく合う。
カップから立ち上る香りはミルクチョコと僅かなベリーに似た繊細な甘酸っぱさを感じ、口どけの良い柔らかな甘さがあって実に美味しだった。コーヒーにとってもバランスの取れた味わいは印象に残るものだ。

ドリップも難しさはないので気負いなく接することのできるコーヒー豆ではないかと思う。
色々と試してみて個人的に良かったのは、湯温を少し下げてドリップすると味わいの部分で親しみやすさを表現できるのではないかと思う。

グァテマラ タシータ農園

ご興味のある方は上記リンクからご購入できるのでぜひお試し頂けたら幸いだ。
またご不明な点があればお気軽にお問い合わせくださいな。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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