神戸へ ①

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時間をかけて歩く

先日に神戸へ行ってきた。毎度神戸へは飛行機で行くのだが、ここ最近はやけに飛行機が揺れることが多く、この間は30〜40分くらい揺れていたように思う。揺れ始めはそれほどでもないがシートベルト着用のアナウンスが入り10分を過ぎても収まらないと機内には独特の緊張感が漂い始めたりする。妙な静寂があって寝たふりをしたり静かに過ごしている。窓の外は真っ白で平行感覚が鈍くなる。しかし、こんなに揺れても影響はありませんなんて、飛行機が飛ぶなんて全く不思議なものだ。

無事に着陸してバス時間ギリギリなので走ってターミナルへ。

バスに飛び乗りバスの窓越しに止まっているタクシーやモノレールを眺めるのがいつものことだ。

神戸三宮

これまでに神戸にはたくさん行っているが、ここ近年では街を歩くことも増え少しだけ土地勘を得られてきた。伊丹空港から三宮まではバス移動、その後は毎回お世話になっている(株)マツモトコーヒーの松本さんと合流する。お昼頃に到着が多いのでいつも昼食はご一緒させてくれるので、お好み焼きから中華までたくさんの美味しいものを頂いた。お昼ご飯どきには少し歩くこともあり、色々な通りを歩いて案内してくれる。その点と点が繋がってきて地図ができ始めてきた。

今回は福井県の「Enzo cafe」の西野さんも一緒なので愉快な昼食となった。西野さんとは諸外国へ一緒に出かけている素敵な仲間だ。昼食後少し遠回りして歩きマツモトコーヒーさんへ向かいカッピングをした。終始和やかな雰囲気の中でのコーヒーとの接触はいつもと違うコーヒーを感じた。本来コーヒーはこんなに楽しいはずだと気づく。仕事だからだとか、香りや味が、というのもとても大切だが、もっと大切なことが側面に有り得ないとそっけないものになってしまうように思う。オンオフの切り替えをもっと持つべきだと感じる。コーヒーからの学びは自分を豊かにしてくれるようなヒントがあると感じた瞬間だった。

さてお夕食。ふぐ唐最高!

ここのカクテルが美味しいといつも連れて行ってくれるBarで話し込む。金柑のカクテルと、伊予柑のカクテル、本当に美味しかった。美味、しい食事とお酒の間に真剣な話や表情が滑り込み、時間はあっという間に過ぎる。皆本当に頑張っているんだなと感心する。感心ばかりしてはいられないとホテルの空調がうまく使えなくて、眠いのと暑い中で思い返しては目標を刻み込む。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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