日本で最も美しい村 季刊誌取材 塚原編①

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すっかりと秋めいてきてしまったが、7月の梅雨明けに「日本で最も美しい村」季刊誌取材で大分県へ行ってきた時のことを。

梅雨明けの九州は眩しく輝く夏だった

梅雨明けに「日本で最も美しい村 季刊誌」の取材で大分県湯布院町塚原へ。
標高約600メートルにあり由布岳の北側塚原高原は避暑地としても人気スポットのようだ。

梅雨明けの別府へ降り立った。
秋田空港から伊丹空港で4時間ほどトランジットがあるので大阪市内へ行きカレーを食べた。

大分空港へ降り立つと湿度の高い海風に吹かれた。
別府市内までバスを乗り継ぎ、別府駅近くのホテルまで歩くが今年の夏は本当に暑い。

翌朝にあまりの暑さと陽射しの強さに帽子を買いに出かけ、そのまま別府駅でライターの高橋さんと合流する。すぐさまレンタカーに乗り込み、今度は湯布院駅で編集長ジュリアーノさんと合流する。そのまま塚原高原へ向かった。暑いとは思っていたが想像を越えていた。腕がジリジリと暑く体の水分が蒸発していくようだ。

口を開けば暑い暑いを連呼しながら取材するルートの道順を頭に入れていく。
今回はアテンドがなく、自分たちで次の取材先まで向かうのだ。知らない土地での運転は緊張するのだ。「そこのポストの向かいに黄色いお花が咲いている路地を左折する」といった感じで景色で覚えていく。

それにしても景色が美しい。

キツネノカミソリというお花がたくさん咲いている。
昼食を取らずにいたので夕食前だというのにこの日の宿泊先であるペンション「野乃花」さんでオムライスとピザを作ってもらい完食。とても美味しかった。

ペンション周辺を撮影しながら歩いていると樹液の発酵臭がして探してみると昆虫が集まっていた。子どもの頃の夏休み雰囲気満々だった。

夕食前に汗を流そうと塚原温泉へ。
ここの泉質はpH値約1.4という強い酸性の黄緑色を帯びたお湯で、日本で2番目に酸性度の高いお湯らしい。1位はどこかと尋ねると、なんとわが秋田県の玉川温泉とのこと。まだまだ秋田のことは知らないのだ。気温は35度を越えてるのにお湯に浸かるのが抵抗があったが熱めの湯船に浸かった。汗が噴き出し日焼けた肌にはピリピリと沁みた。

毎回のこと車中での会話が面白い。
近況報告、今回の課題など、自分の中に整理され軽くなっていく。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

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