雨の雪景色

  1. DIARY
  2. 376 view

ドカドカと降ったものの

先日、出張から戻ると連日の大雪になっていた。
1月は積もった雪はほぼ消えてしまっていたのだ。暖冬とはいえ、あまりの雪の少なさに不安さえ覚える。

ようやく冬らしく降ってきたとはいえ、まだまだ2月なものだから降れば降ったで数日もあれば雪景色を取り戻したからお見事だ。かといって絶対量はまだまだ足りないだろうけれど、雪まつりやスキー場にとっては良かったのではないかな。雪国で雪が降らなさ過ぎるのは何かと都合がわるくなる。

そんなふうに思っていると数日後には雨が降っているのが今年の冬だ。
先ほど、春先の頃に聞こえてくる鳴き声を聴いた。池のほとりからクルクルと可愛らしい声が響くのだが、気のせいかと思い外に出てみるとやはりその声がするのだ。どうやらカエルは春と勘違いして冬眠から覚めて出てきてしまったようだ。

どうしたものか。

どのように過ごしても毎年四季折々の変化を楽しめるようにしたいと、頭では考えているものの飴玉が溶けていくように次の季節がやってくる。季節を追い越せるはずもなく、ただただ受け身の過ごし方でしかない。色々とまとめたい事もあるが、うまく進められていない。

もっともっと動いてしまわないと。

それではまた。

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

水たまりの底までビシッと凍ってる

久しぶりの道東@釧路明日から撮影で釧路までやって来た。秋田空港で滑走路の除雪作業の為30分遅延した。千歳発の釧路行きまでには乗り継ぎできない可能性が高いと…

  • 494 view

デスクワークの密かな楽しみ

隣で店長が今日のメニューを書いていた。なかなかスラスラとペンが走らないようで考えあぐねているようだ。時折空を見上げ、指の間に万年筆を挟みパタパタさせている…

  • 347 view

お盆になると小学校の夏休みを思い出す

夏休み雰囲気が良い仕事を終えてからお墓参りへ出かけた。すっかり暗くなってしまい携帯のライトで足元を照らしながら歩いた。私の家は25代ほど続いておりお墓も数…

  • 418 view

ある日のコーヒーの香り

秋の夕暮れコーヒー日が暮れ始めると途端に寒くなってくる。あっという間に10度くらいまで下がりそろそろストーブの準備をしなくてはと思うこの頃だ。店内は焙煎機…

  • 396 view

月に照らされると見えてくるものたち

静かな夜エアコンは数日前から切っている。日差しも鈍く天気は残暑といった雰囲気もない。夏から秋へと季節は移ろいでいて近所のサクランボの葉っぱは黄色になり落ち…

  • 1274 view

草むしりの効果

畑の表層を張り巡らす蔓や根先日のよく晴れた暑い日に目の前にある畑に行くと草が元気に生い茂っていた。おばあちゃんがせっせと管理していた畑は、今は父が少し…

  • 2215 view