考えているうちに冷めたコーヒーの味

  1. DIARY
  2. 187 view

雨音を聞きながら

本を読んでは涙し、映画を観ては涙する。もう少し若い頃には感じもしないことだった。
寒いなと思っていたら駒ケ岳で初冠雪したようだ。里山も紅葉に包まれていて今年は黄色がよく映えているように思う。

人の話に耳を傾けて、人の行動を目で追いかけていると、様々なことが起きている。良くも悪くもあったものじゃないが不思議なことにそれでバランスが取れているのかと思う。多くの地域で抱えている課題は結構似ていることがあって、それをクリアして次へ進むところと、そうでないところがある。仕事柄色々な地域を訪れた先でも感じるそれとよく似ている。

セオリーに沿ってもどこか画一的になり面白味に欠けたり、間延びしたりしてしまう。
おそらくはそれを行うのが人間だからだろうとも思う。

人間は誰一人フラットではない。
誌面やwebページであれば良い結果を生むことがあっても役割を持つものは人だからかと考えていたことがある。人は主張もあれば夢や希望を持っている、もしくは隠し持っているものだ。個々が主役として生きているわけだからバランス調整は難しい箇所だ。
だからこそ面白いとも思っている。

あえて振り返らずに自分の持つ今に価値を持つのもいい。誰と比べても良いわけではない。

ところで先日「もののけ姫」が放送されていたようだが思い出したように後で見返した。
終盤の台詞にサンがアシタカへ放った言葉が気になって仕方がなかった。

「アシタカは好きだ。でも人間を許すことはできない」

何だか深く考える一瞬だった。

アバター

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

ある子猫の生涯

虚無と花子猫が倒れていた。目脂と涎で顔は汚れ失禁していて時折思い出したように苦しく深く息をし、まるで嗚咽するかのようだった。瞳孔は開き血色無く身体は冷…

  • 240 view

本日の湯沢店、白黒写真

DxO FilmPack 5本日の湯沢店、大忙しだったけど楽しかった。合間に撮った写真をフィルムシミュレーションでハイコントラスな白黒写真に。…

  • 154 view

なごり雪

春がやって来る窓の外を眺め「なごり雪か…」と店長が呟いた。先日までの陽気は失せて細かい雪が舞っている。冬の間は人の狡さと都合の良さを見たが胸に残る思いは少…

  • 202 view

夏至

夏至の日に考える暦の上で季節を表す「夏至」。こう言う季節感を大切にしているのがとても良い。昨日からニイニイゼミが鳴き始めた。森に響くゼミの声も…

  • 113 view

雨上がりの午後カップの中にはコロンビアがなみなみと注がれている。私にはまだ熱いからしばらく放置して、ちょうど良い温度になったら口にしようと楽しみにしていた。…

  • 73 view

春だから

うきうき先日銀行へ向かう途中に猫が飛び出してきた。左右確認もせずに飛び出しちゃって気をつけないとね。と、春なんだなぁって思った。そのあとすぐにトラックが左右確…

  • 24 view