椿
新たな感覚とコーヒー作りまずは。ゴールデンウィーク期間中には多くのご来店頂き心よりお礼申し上げます。長い連休となり例年以上に多彩な顔ぶれと出会えた。おかげで随分と新しい挑戦をした。湯沢店のリニューアルでコーヒー抽出のセッティング毎に感じる味の違和感など、豆一粒一粒の持つそれぞれの風味。そういう一定で…
新たな感覚とコーヒー作りまずは。ゴールデンウィーク期間中には多くのご来店頂き心よりお礼申し上げます。長い連休となり例年以上に多彩な顔ぶれと出会えた。おかげで随分と新しい挑戦をした。湯沢店のリニューアルでコーヒー抽出のセッティング毎に感じる味の違和感など、豆一粒一粒の持つそれぞれの風味。そういう一定で…
吟味する素材の持ち味を知ること。それに尽きるところだが、それを知ろうとすると多方向からのアプローチは必要だ。カッピングから始まり、ドリップで抽出時間や温度、粒度を変えたり、エスプレッソを何度も試したりしている内に輪郭が見えてくる。面白さや取り除きたい味わいなど、それがもともと素材に含まれていたものなのか、焙煎や…
自分を信じて振り返ること、コーヒーを楽しむこと数年前より湯沢店(caffe gita yuzawa)のリニューアルオープンを考えてきて明日5月1日にようやく叶う。一旦はカフェ営業を中止し、豆販売のみでの営業になり皆様には大変ご不便をかけてしまっていた。どうにかオープンできるようになり期待と不安で包まれているこの…
風は色々な香りを運んできてくれる4月に集中していた出張も無事に終えて戻ると秋田は梅や桜は満開のようだ。北海道では久しぶりの友人たちに囲まれ色々と刺激をもらった。学生の頃の話は尽きなかった。よくもまあ色々としていたものだ。撮影は狙い通りのものとそうでないものが半々、これはいい勉強になった。もっと細…
春の匂いを吸い込み思うこと雪解け水が激しく音を立てて側溝を流れている。その音を聞くと春だなと思うのだ。春の気配はしばらく前からあったのだが、ここしばらくは気温が下がり雪が降ったりと、晴れていてもまるで11月の小春日和な感じだった。しかし、こういう水の音で春だと感じるのも風情がある。雪国秋田の春は泥濘が広がり…
不安と期待を越えていく高校を卒業して大学進学までの少しの間、友達の家へ毎日のように遊びに出かけてはギターを弾いていた思い出がある。特に上手いこともなく、あれを弾けるよ…
春がやって来る窓の外を眺め「なごり雪か…」と店長が呟いた。先日までの陽気は失せて細かい雪が舞っている。冬の間は人の狡さと都合の良さを見たが胸に残る思いは少…
生憎のお天気でもマイペースで初日のお天気とは打って変わって翌朝は霧の中で目が醒める。窓辺に当たる雨音が撮影のイメージを作ってくれているようだ。どうやら傘をさしなが…
とにかく不便を感じる違和感ギリギリで新幹線に飛び乗り座席に座り一仕事しようとしたら携帯がうまく繋がらない。アレもコレも移動中に済ませようと車の運転中に段取りを考えてい…
おやきが魅力な小川村へ秋が美しく光る頃に「日本で最も美しい村 季刊誌」の取材で長野県上水内郡小川村へ。小川村は長野市と北安曇郡白馬村のほぼ中間に位置しており、「信…
自分の住む街のことを想いながら眺めてみると何かと出張が多いが先日は東京へ行ってきた。今年の7月から行われていた「ターンズのがっこう 秋田科」のラストイベントに顔を…
持続可能なバランスを先日撮影で長野へ行ってきた。秋田はそろそろ冬支度の季節だが、それよりはまだ少し秋っぽさが残る感じだった。撮影しながら今のこと、過去のこと、…
食べ尽くすのではなく、食べ歩きをするということ11月になった。朝晩の冷え込みが増してきた。そろそろ薄氷が張るのかどうなのか、里では紅葉も見頃になった。午後15…
塚原高原の朝グランピングからの目覚めは贅沢な夜の余韻があった。焚き火を囲み、語り合うのはキャンプの醍醐味だが、そこへ食事が目の前で調理し提供される。何もか…
朝から美味しいご飯を頂く夜は標高600メートルに位置することもあり涼しく過ごせたが室内はエアコンをかけたまま過ごした。なかなか寝付けづにいたので廊下にある本棚…
すっかりと秋めいてきてしまったが、7月の梅雨明けに「日本で最も美しい村」季刊誌取材で大分県へ行ってきた時のことを。梅雨明けの九州は眩しく輝く夏だった梅…
海が聞こえる海へ行った。久しぶりに写真というものが楽しく難しいと感じた。仕事ではサクサクと進めるように感じていたものが、ふとした時に感触を得なかった。…
季刊 日本で最も美しい村 Vol.24 夏号5月に取材で訪れた長崎県北松浦郡小値賀町でのことが「日本で最も美しい村 Vol.24 夏号」として発刊された。早い…
虚無と花子猫が倒れていた。目脂と涎で顔は汚れ失禁していて時折思い出したように苦しく深く息をし、まるで嗚咽するかのようだった。瞳孔は開き血色無く身体は冷…
野崎島へ小値賀島から東へ約2キロほど離れたところに野崎島はある。小さな船で約30分ほどだ。この日の天候は晴れ、風はやはり治るまでにはならなかった。…