夏から秋の匂いへ

9月だ。空が変わり、風が変わり、匂いも音も変わってきた。そういう自然を肌で感じられることは、どこか自然と繋がっているようで心地がいい。先日は青森県の佐井村を訪ねてきた。色々と出かけているが下北半島へは一度も行ったことがない。秋田からでも遠い場所に感じ、東京へ出るよりも時間はかかった。佐井村でのこ…

北海道出張②

自然豊かな思考この日はとりあえず野付半島ネイチャーセンターへ向かうことにする。トドワラやナラワラが広がる細長い半島で、規模としては日本最大の「砂嘴」となっている。「砂嘴(さし)」と言うのは、湾口から鳥のクチバシのように延びた堤防上の砂の堆積のこと。ここはラムサール条約にも登録されていて水鳥を筆頭…

8月

暑くも寒くもない梅雨入り前のほんのわずかな季節も良かった。あっという間と言ってしまえば簡単に時間を飛ばせてしまうが、あっという間と言えないほどの良い時間を過ごしたように思う。先日に秋田県でもようやく梅雨明け宣言があったようで毎日がジリジリと暑い。例年より湿度も高いようで夜はねっとりとしている。山…

美味しい珈琲と出会う方法@oncafe

いやいや久しぶりに書く。どうにも時間をうまく使えずにいて書く気が起きなかったのだ。書こうと思えばかけたのだが書かない事を選んでいたことを反省している。明日から北海道へ出張する。もう10年ほどのお付き合いになる北海道別海町にある「oncafe」さんにてコーヒーのワークショップがあるのだ。た…

日本で最も美しい村 季刊誌取材 吉野町編③

吉野町てくてく歩き朝、編集長ジュリアーノさんの声で目覚める。また寝過ごしてしまった。しっかり寝たつもりで5時前に目が覚めてまた寝たらこの有様だ。反省。取材開始前に前日に話に出ていた大人気店の「こばし」のヤキモチを受け取りに行く。町長が売り切れ前に手配してくれていたのだった。香ばしい香りが車内に充…

カスタマイズコーヒー

いい加減に草刈りをしなければと思い、外へ出て確かめてみたら思いのほか茂っていて驚いた。ここまで伸びていたら半日はかかるな。夏に向けて草木だって我先にと…

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自分作りをしっかりと

過ごしやすくて結構なのだが少し肌寒い日が続いている。高い木の天辺から聞こえてくる美しく元気な声の主は誰だろうと気になったまま時間が過ぎた。お店の玄関先に植えた…

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抽出というのは何事にも通ずるか?

今日はコーヒー豆をできるだけ細かく挽いてドリップした。できるだけといってもエスプレッソ用までにはいかない程度に留める。単なる気分転換だ。抽出されたコーヒーは味…

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言い訳の作られ方

煮詰まった。頭の中で描いては紙に書き出しを繰り返していた。書いているノートの上に子猫にしては大きくなったピノが寝そべったままノートを覆い尽くすほど伸びてこちら…

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コーヒーをひとくち

希薄さなんてものが丁度良かったりする時代なのか、それなりに満たされて過ごしているんだなと感じる。憂いているとか、嘆いているの類ではなく、何だか物足りなくて面白くない。…

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もっと素敵にコーヒーを

先日に「AIZU COFFEE TIME!2019」へ参加してきた。福島県内外の店舗がコーヒーとフード類で約18店舗が出店されているイベントでコーヒーの飲み比べチケッ…

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ホトトギスの初音

育ちが早い草があっという間に背丈を追い越した。視界を遮るように生い茂っている。そろそろ草刈りをしなきゃと思いつつ、これがわかっていても何かのせいにして…

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紛れこむものの作用

カエルの合唱が風に乗って聞こえてくる。そろそろ田圃に水が入る季節だと知れる。こういう里山の田舎では自然からたくさんの便りがある。今年も「アカショウビン」が来て…

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コーヒー、2分後の世界

コーヒー豆をミルで挽く。お湯を注ぐとモコモコと膨れ上がり芳香が立ち昇る。ハンドドリップの面白みはここら辺にあるのかも知れない。エスプレッソは、しっかりとコーヒ…

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デスクワークの密かな楽しみ

隣で店長が今日のメニューを書いていた。なかなかスラスラとペンが走らないようで考えあぐねているようだ。時折空を見上げ、指の間に万年筆を挟みパタパタさせている…

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今日春蝉が鳴いた

森の奥の方から聞こえてきた。シャンシャンと響く声を聞いて何やら落ち着かなくなってきた。春蝉が鳴き始める頃、窓を開けると心地よいそよ風が流れ込み、緑がキラキラと…

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簡単ハンドドリップ

「ドリップのコツはなんですか?」と聞かれることがある。仕事柄に当然と言えばそうかも知れない。技術的な内容を望んでいることは何となしに分かるが、技術的に…

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浮かんだ月

ノートに走り書きした文章を読み返して、はて何て書いたかな?と立ち止まる。読み返して思い出せないくらいの戯言だろうとそのまま通り過ぎ仕事を続けることにした。続けるこ…

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もし子猫になった場合

足元に蜂が落ちていた。もう息絶え絶えに動かなくなっていて、ツンツンとしても微かに触覚が動いたような気がするくらいだった。ここで絶えるのも不憫と思い窓の外へ運び出す…

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