北海道出張⑤
朝に目が醒めると枕元のノートに書き綴った数行の文章に目が止まり、その脇に小鳥の絵を描いてある。就寝前にまくらを抱きながら書いていたのだが言葉がまとまらず、ついには小鳥になってしまったのを思い出した。そのまま起き上がらずに布団の中で考えてみる。北海道の朝は寒いのだなんて言い訳にもならない。あと数時間でイベント…
朝に目が醒めると枕元のノートに書き綴った数行の文章に目が止まり、その脇に小鳥の絵を描いてある。就寝前にまくらを抱きながら書いていたのだが言葉がまとまらず、ついには小鳥になってしまったのを思い出した。そのまま起き上がらずに布団の中で考えてみる。北海道の朝は寒いのだなんて言い訳にもならない。あと数時間でイベント…
朝は風が何かにぶつかる音で目覚めた。時計は6時前で天候が崩れそうな空模様だった。斜里町で宿泊だったので、ここに住む友人のことが気になっていたが前日夜は遅かったので連絡は遠慮していた。彼とは学生の頃に一緒に釣りなどを楽しんだ。それにとても真面目に授業に通っている姿が印象的で、今は目指していた高校の教諭だ。宿を…
自然豊かな思考この日はとりあえず野付半島ネイチャーセンターへ向かうことにする。トドワラやナラワラが広がる細長い半島で、規模としては日本最大の「砂嘴」となっている。「砂嘴(さし)」と言うのは、湾口から鳥のクチバシのように延びた堤防上の砂の堆積のこと。ここはラムサール条約にも登録されていて水鳥を筆頭…
久しぶりの景色と匂いが身に沁みるさて、そろそろ北海道のことを書いていこうと思う。自身の備忘録を兼ねて走り書きのように書いていくので読みにくいこともあると思うがご容赦頂きたい。7月に北海道の別海町は「oncafe」さんにてコーヒーのワークショップを行うことが実現した。oncafeさんとのお付き合い…
風は色々な香りを運んできてくれる4月に集中していた出張も無事に終えて戻ると秋田は梅や桜は満開のようだ。北海道では久しぶりの友人たちに囲まれ色々と刺激をもらった。学生の頃の話は尽きなかった。よくもまあ色々としていたものだ。撮影は狙い通りのものとそうでないものが半々、これはいい勉強になった。もっと細…
季刊 日本で最も美しい村 Vol.23 春号2月に取材で訪れた北海道阿寒郡鶴居村でのことが「日本で最も美しい村 Vol.23 春号」として発刊された。毎度…
鶴の鳴き声雪裡川へ。前日の夜、仕入れたチーズとワインで長いこと話をしていた。眠気は寒さで吹っ飛んだ。車で十数分、丹頂の人気撮影スポットの雪裡川に掛かる橋を…
朝のよく冷えたく空気を吸い込み噎せ返る道東の冬の朝は気持ちいい。放射冷却によって前日の夜には-18度くらいまで気温が下がったようだ。朝食を摂り出発時間まで…
取材初日の晴天眩しいほどの快晴。気温は低く背中にお天道様のじんわり温かな日差しを逃さないようにと思いながら駅まで歩く。歩くといっても数分だ。バスターミナル…
真冬の北海道へいざ!先月の中旬に「日本で最も美しい村 季刊誌」の取材で北海道阿寒郡鶴居村へ。久しぶりの北海道とはいえ、1年ぶりか。集合時間を考慮して釧路で…
季刊 日本で最も美しい村 Vol.20 夏号5月に取材で訪れた北海道余市郡赤井川村の記事が「日本で最も美しい村 Vol.20 夏号」として発刊された。手元に届…
春の匂い、そよ風のGW取材2日目はキロロリゾートに宿泊しホテルの部屋で集まり買ったお酒を飲みながら色々と話し込んだ。皆疲れて眠いところ色々と話をした。取材のことも世間…
質素な朝食と静かな時間ユースホステルに宿泊する。朝食は頼んでいないので前日の夕食帰りにコンビで買い込んだものを食す。広いロビーを貸切で大きな窓の前に4人並んでモグ…
春景色に包まれる空気は少し湿り気を帯びていて春特有の土の匂いを乗せている。大きなフキノトウが顔を出していて、その味わいを想像しながら清々しく感じる。学生の頃に…
北海道余市郡赤井川村へ「日本で最も美しい村」連合 季刊誌の取材で北海道へ。春先の北海道は久しぶりだ。花や緑が一斉に広がっていく北海道の春は元気がある。出張…
北見といえば「焼肉」新鮮なホルモン、牛サガリ、分厚い牛タン!少々我儘を言いお休みを頂き旧友へ会いに行ってきた。学生時代の時に住んでいた街は少し変化もあったが、食べ…