好きと、美味しいコーヒー

自分の「好きと美味しい」はどこからやって来るのか?言葉の意味だけでは然して面白味もなく、端的になってしまう。「好きと、美味しい」はどちらも似ていて状況などによって変化していく場合だってある。ただ、どちらもシンプルで明快な言葉であるから、日常的に使う頻度は高いような気がする。だからこそ、なぜそう感じるのか、なぜそ…

草いきれの中にコーヒーを見つける

新豆の香りは鮮烈な初夏を感じる湯沢市の里山も初夏の雰囲気が漂ってきて春蝉の声が響くようになったが、それを掻き消すように草刈機のエンジンがなる。昨日は店長と一緒にお店の周囲の草刈りをした。あたり一面に緑の匂いが充満して夏を感じる。ひと息つく間もなく蚊やブヨがやってくるから休憩もままならない。…

空に広がるマンデリンの香り

思い入れのあるマンデリンタイトルが壮大だが、何てことはない、焙煎が上手く仕上がって嬉々としているのだ。マンデリンに限らずだが思い入れが強くある。マンデリンの香りを吸い込むとインドネシアへ行った時のことが瞬時に蘇ってくる。肌に纏わり付くアジアの熱気にむせ返りながらバスの中はキツめの冷房が効いている…

思いつきで作ったマンデリンとケニアのブレンドが面白かったのは「荒削り」の妙味

思いつきブレンド集中して焙煎しているとあっという間に時間は過ぎていくが、その都度豆には「こんな感じで」というイメージで焙煎を仕上げている。もちろんそうであっても出来上がりにはブレも多少出てくるのだが、そこをしっかり受け止めれないと修正は難しい。焙煎とカッピングの繰り返しではあるのだけど直感で判断している。…