椿

  1. DIARY
  2. 117 view

新たな感覚とコーヒー作り

まずは。
ゴールデンウィーク期間中には多くのご来店頂き心よりお礼申し上げます。

長い連休となり例年以上に多彩な顔ぶれと出会えた。おかげで随分と新しい挑戦をした。
湯沢店のリニューアルでコーヒー抽出のセッティング毎に感じる味の違和感など、豆一粒一粒の持つそれぞれの風味。そういう一定でない不確定を予測する面白味がそこにはあった。曖昧にすることで、ぼやけた辺りに親しみを感じることもあるが、曖昧にした時から、曖昧の世界でしかいられないような感覚に陥った。

そういうストイックな時間だった。
ストイックと言ってしまえば聞こえは良いかも知れないが、そうでもない。

ストイックなんてものは我武者羅とは違う。
描くイメージに追いつこうと随分と捨ててしまったものもある。自分の中にある圧縮されたイメージを具体的に再現するとなると「賭け」に近い感じもあって、それは断定する怖さがあった。いわゆる曖昧さを持たせない答えだ。随分と窮屈なコーヒーになってしまわないか、またはお店になってしまったのではないかと不安を通り越し心配だった。

そんな心配をよそに忘れて楽しむ店長やスタッフ、自分がいたこと。
前を向き進むこと、シンプルには覚悟がいるな、と改めて知った。

新しく目標を持てたこと、その先を見てまた進んでいこうと強く思っている。
色々とお楽しみに。

それではまた。

アバター

コーヒー豆の買い付けで海外へ行き、コーヒー豆の消費国と生産国で多くのバリスタと出会いコーヒーの世界観はまだまだ広がっていく。人の魅力はどこからやってくるのか、撮影の折にいつも思う。美しさとは何なのか、近年のテーマとなっている。旅はこれからだ。

caffe gita yuzawa / caffe gita yokote オーナー
株式会社 gita 代表取締役

記事一覧

関連記事

窓ガラスに張り付いた雨蛙

俄雨周囲が暗くなって少し風向きが変わると一気に雨が降り始めると、蝉の声が小さくなり蛙の声に変わっていった。カップの中にはコロンビアとマンデリンで作った…

  • 252 view

言葉の彼方経験を積んだ、若しくは重ね上げた先に広がっていく末に描かれるものはいつだって尊く感じる。一瞬の情景が言葉に変換された時に人の想いが過っていく。素敵な…

  • 58 view

8月

暑くも寒くもない梅雨入り前のほんのわずかな季節も良かった。あっという間と言ってしまえば簡単に時間を飛ばせてしまうが、あっという間と言えないほどの良い時間を過ご…

  • 163 view

今年を振り返って

行く年を眺めて振り返ると今年も様々な土地へ出かけてきた。見ては驚き、触れては感心し、そこから自分へ目標や課題に変化しつつ過ごしてきた。とりわけ、何か大きな目標を達成し…

  • 160 view

夜空に白い渡り鳥が鳴く

食べ尽くすのではなく、食べ歩きをするということ11月になった。朝晩の冷え込みが増してきた。そろそろ薄氷が張るのかどうなのか、里では紅葉も見頃になった。午後15…

  • 225 view

呼び声

声のする方へクンクン甘えた声がする。カプリは視力が悪くなってきた。耳も遠くなってきた。オンオンと元気に鳴いて私を呼び、お店のドアが開くとピョンピョ…

  • 185 view